爆笑問題withタイタンシネマライブ#74 at TOHOシネマズ日比谷……のついでにハシゴだよ! 久々だよ!!

 本日は2カ月にいちどのお楽しみ、タイタンシネマライブです。
 が、しかし今回は前回までとは色々と事情が違う。まず、ほんとーに久々に、19時30分の開映になった。この1年半ほど、緊急事態宣言での休業要請や営業時間短縮の影響により、1時間前倒しのスタートになってましたが、今回は遂にいつもの時間割に戻りました。結果、この数年、出来ずに嘆いていたことがようやく実現できるようになった。
 シネマライブと他の映画のハシゴです。
 触れてませんでしたが、数年前から私は施設で人工透析を受けていた。施設透析は受けられる時間が決まっている。私の場合はだいたい13時頃から17時頃に受けていたのですが、これだと、シネマライブ自体には間に合っても、ハシゴは出来ない。シネマライブあとなら観られるとは言い条、そうすると帰りがやたら遅くなってしまう。以前はたまにやっていたこのハシゴがご無沙汰だったのは、そういう事情なのです。
 ――が、しかし、この前の8月頃から私は在宅透析に切り替えました。資材の管理などの手間の代わりに、時間的な融通は大幅に効く。きちんと前日までしっかりと透析を実施したうえで、この金曜日を透析休みにして出かければ、そのつもりなら1日ぶっ通しのハシゴだって出来るのです。
 まあ、そこまでするとさすがに疲れます。加えて今週は翌日にも予定が入っている。節度を弁え、前に1本だけ観ることにしたわけです。

 移動手段は、悩んだ末に、電車を利用しました。なにせ今回、日比谷での滞在時間は5時間半に及ぶ。バイクだと、最安値のところにうまく駐められてどうにか割安、うまく空きを見つけられないと、えらい割高になってしまう。それなら、行き来でかかる料金が変わることのない電車の方がはるかにマシです……バイクも駐車場の割引きサーヴィスを受けられればいいんだけどね。
 無事、早めにTOHOシネマズ日比谷に到着。まず鑑賞したのは、コミック版《スパイダーマン》シリーズに由来するヴィラン単独映画第2作、殺人鬼に取り憑いた異星の生命体が最悪の殺戮を繰り広げるヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(字幕・IMAX)』(Sony Pictures Entertainment配給)
 どうしたって、最低前作の鑑賞は必須になってしまう内容ですが、ちゃんと予習しておけばただただ楽しい。前作では危険な駆け引きを繰り広げていたヴェノムとエディが、妥協点を見出してけっこう共存している光景がやたらと楽しい。しかし、その細胞を血とともに吸った殺人鬼の身体にもヴェノムを形作る細胞《シンビオート》が取り憑いたことで、もう取り返しがつくのか、というくらいの惨劇に発展する。残虐だけど勢いが凄いので、見入ってしまいます。
 ストーリーそのものに奥行きというほどのものはない。伏線はしっかり張られていますが驚きを覚えるほどではないし、終盤のちょっとした描写を除けば、一瞬狂躁状態を味わって終わり、という、ある意味潔いエンタテインメント。ただし、エンドロール途中の一幕は、『ヴェム』しか観てない、という特異な観客は困惑させるでしょうが、ある一貫性をもって映画を観ているひとなら確実に興奮します。私ですらワクワクしてるんですから。

 いったんロビーに出て、しばしこの項のテキストをまとめつつ時間を潰し、いよいよ本題の爆笑問題withタイタンシネマライブ#74です。
 本篇前の特別映像は、ウエストランドが配信で続けている『ぶちラジ』公開収録の模様の抜粋。感染対策と称して、物販の無人販売、という無謀な試みをしていたらしい。しかもそれを、なくなっていた数と、用意した箱に入れられた支払額と照らし合わせる、ということをやっていた。
 Tシャツ1枚、やられたらしい。
 とはいえ、40枚以上売れて、きっちり1枚分しか不足がない、というのは、けっこう正直な客しかいない証拠だと思う。しかも、お金の代わりにマクドナルドの割引券が入ってたらしい……でもダメだと思うけど。面白いけど。
 本篇最初の演者は新人・春とヒコーキ。何故かボケの話がひたすら汚い方に向かうネタ。2番手は、珍しく順番の早い日本エレキテル連合。出来の悪そうな訪問販売が彼女に罵られながら準備をする話。このところエレキテルは、キャラクター作りは異様でも展開的に妙な説得力が備わるようになってきた。
 3番手は早くもゲストひと組目、パーマ大佐。一時期世間を騒がせたネタで自虐しつつ、童謡にツッコみまくります。ラストの仕掛けは、読めはしたけど巧いと思う。続いてふたたびタイタンメンバーよりシティホテル3号室。個人的には今回かなり面白かった。観ている方もツッコみたくなるズレ具合が素敵。
 ここでまたしてもゲスト枠よりYes!アキト。私は一発ギャグはそんなに好きなほうではないんですが、この畳みかけ方と、当人も言うとおり“勢い任せに見せて計算しているネタ”はけっこう笑わされてしまった。この物量で数分しのぐパワーは賞賛してもいい。続いてはダニエルズ。熊を倒した、と称する男性へのインタビュー。序盤、ある程度予想をさせておいて、それをぜんぶスカします。最終的に訳の解らないアクション映画みたいだった。
 続くまんじゅう大帝国は、竹内が気になっている漫画の粗筋を話す、という内容。たぶん実在はしません……あったら読んでみたい。脳みそ夫は、なぜか現代でラーメン屋をやっているクレオパトラ。XXCLUBは、家族経営のコンビニの息子を心配しているふりで、経営者の父親をサイコパスにする悪質な話。今年もM-1で健闘を見せたキュウは、ある世代には直撃するけどそれ以外には微妙な仕掛けをきっちり笑いに転換してきます。ウエストランドは最近あんまり見なくなったあるなしクイズ、に見せかけて毎度の如く井口が偏見を叩きつけます。
 ここで最後のゲストである鬼越トマホークが登場。エンディングで語っていたところによればいちおうネタは仕込んでいたらしいのですが、実際はほぼほぼアドリブです。ライブでも特殊すぎる客層をイジってどんどん自滅していくさまはまあ面白い。そして最終的にラス前のBOOMER&プリンプリンにとばっちりを食わせるあたりがまた酷い……結果的に、うな加藤が登場したところで一回受ける流れにはなりましたが、その代償として、あとがすべてグズグズでした。ホントに、いつも以上にグズグズだった。
 大トリの爆笑問題は、まずどーしても避けられない、衆院選特番の話から……放送中、太田本人は手応えを感じてたんだそうです。そりゃあ尾を引くわ。いつもよりこのネタで長く引っ張ったあと、前澤氏の宇宙旅行や、これも逃れられない日大の一件など、ちゃんと最近の時事ネタをしっかりちりばめてフィニッシュ。
 エンディングトークは、入れ替わりつつもゲスト3組きっちりと登壇。鬼越トマホークは最後まで、特殊な空気を引きずっている様子でした。これに懲りずにまた来てね。別に、普通にネタやらなくていいから。
 次回は来年2月11日。コロナの新規感染者がこの水準に留まるようなら、またきっと19時半スタートにしてくれると思うので、次回もスケジュールがうまく組めたらハシゴします。

コメント

  1. […] 原題:“Venom : Let There Be Carnage” / 監督:アンディ・サーキス / 脚本:ケリー・マーセル / 原案:トム・ハーディ、ケリー・マーセル / 製作:アヴィ・アラド、トム・ハーディ、ケリー・マーセル、ハッチ・パーカー、エイミー・パスカル、マットトルマック /  […]

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