ミステリ映画は外せない。

 本日は、先週封切りの新作を観てきました――ほんとは封切り直後に観るつもりだったんです。しかし、このところ父の古い知り合いに頼まれ、週末は手伝いに出ることの多かった母が、きょうはしっかり休みを確保したので映画が観たい、というので、たぶん母の好みにも会うはずのこの映画を薦めることにしました。ゆえに私は1週間耐えました。耐えましたよ。っとに観たかったのよ!

 母と同行するので移動は電車。また、きょうは今年初の徹夜イベントもあるので、早めに帰り仮眠を取らないと保たないので、その辺も考慮して映画館はTOHOシネマズ日本橋になりました……純粋に、使いやすい劇場なので、ひとを連れて行くのも安心だ、という理由もある。

 鑑賞した作品は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で大いに物議を醸したライアン・ジョンソン監督自身によるオリジナル脚本新作、大物ミステリー作家の死を巡る謎にダニエル・クレイグ演じる名探偵が迫る本格ミステリ映画ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』(LONGRIDE配給)

 ……感激で泣きたくなるくらい見事な本格ミステリでした。

 いきなりのお約束シチュエーション目白押しも素晴らしいのですが、これで決して退屈させない構成にしているのが見事。中盤のツイストで観るものの捉え方をいちど変えてから繰り出されるラストの逆転劇の爽快なこと! そしてこの展開に、緻密な伏線が張られているのも唸らされます。またモチーフは古典的なのに、SNSやメディアスクラム移民問題アメリカ人の中に蔓延る根拠のない選民意識など現代的な要素も細かに鏤めたバランス感覚が秀逸。ほんとにこれは素晴らしかった。現在アカデミー賞でも複数の部門にノミネートされていて――まあ、他に有力候補が多すぎるのでオスカーに手が届くかは微妙なのではないか、と思ってますが、仮に賞に達しなくとも傑作であることに変わりはない。早くも決定したという続篇のリリースが楽しみです。

 鑑賞後は、近くの島根料理のお店で昼食を摂り、それから福島のアンテナショップでちょこっと買い物をしてから帰宅。これをアップしたあと、食事を摂ったらまた出かけます。