レンタルDVD鑑賞日記その640。

ほんとにあった!呪いのビデオ 84 [DVD]

ほんとにあった!呪いのビデオ 84 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ブロードウェイ
  • 発売日: 2019/09/04
  • メディア: DVD
 今年9月リリースの『ほんとにあった!呪いのビデオ84』を鑑賞しました。酒に酔った投稿者たちが自宅付近の公園で遊んでいた際の異変“真夜中の滑り台”、二十数年前に心筋梗塞で病院に担ぎ込まれた祖父の姿を捉えた映像に見知らぬ人物が写り込む“祖父の病室”、立て続けに奇妙な映像が記録された女性を追ううちに思いがけない事実が判明する“終・静止する身体”ほか全8篇を収録。

 ……フリは悪くなかったんだけどねえ。

 色々とありますが、何よりいけないのは前巻から続いた長篇“終・静止する身体”です。ぶっちゃけ、前巻からほとんど話が進んでない。あれこれヤっているように見せかけて、前巻にも登場した得体の知れない専門家へのインタビューと、前巻終盤に登場した新たな関係者にインタビューしてるくらいで、ろくすっぽ調査らしいこともしていない。途中で出てくる専門家は所属組織の名前こそ仰々しいですが、死霊など裏打ちを提示することせず話をしているだけなので説得力が乏しく、結果としてただ退屈なだけになっている――途中、ひとりが電話で中座するくだりがあるんですが、なにか話に関係があるのか、と思ったらまるで意味がなかった。リアリティを加えるために残したのかも知れませんが、そもそも話が面白くないんだから、カットしても問題なかったはず。

 他の単発ものも、全般に見づらかったり、取材で描かれる背景が胡散臭かったり、全体にクオリティは低め。正直、現在の演出担当にはあんまり能力を感じないんですが……。