プリキュアを、初日に観に来てしまった。

 ……ずーっとそれは躊躇してたんですよ。親子連れが大挙しているであろう土曜の初日は、さすがに私みたいな場違いの奴は避けるべきだと。しかし、フリーパスを頑張って活用した結果、この土曜日に観たい封切り作品のトップにこれが来てしまっていた。ぶっちゃけ、チケットを買ったあとで冷静になりましたが、もはや手遅れでした。

 不調だった左眼の恢復は8割くらい。安全を考えるとギリギリなのですが、このところ積極的に乗っていたせいで、1週間以上間が開いただけで若干、禁断症状気味になっているくらいバイクに乗りたくなっている。しっかり雨が降ってれば大人しく諦めたのですが、いいのか悪いのか、出かける頃合いには上がっていた。……最大限の注意を払おう、と胸に誓ってバイクを出しました。

 出るまでにややまごついたため、スクリーンに入ったときにはもう予告篇が始まっていました――いまの目のコンディションだと、館内照明が消えたあとに移動するのはなかなかの難しさでした。誘導してくれた係員の方ありがとう。顔も見えなかったが。

 というわけで、ユナイテッド・シネマ豊洲にて思わず初日に観てしまいました、プリキュアシリーズ最新作の劇場版、宇宙からやって来た不思議な生き物とプリキュアたちの冒険を描くスター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』(東映配給)

 ……まさかのプリキュア版『E.T.』でした。それも申し分ない出来。オープニングでいつものプリキュアの活躍を見せたあと、謎の生き物との交流を丁寧に見せる。プリキュアらしいアクションのひと幕も作ると、序盤の出来事をきちんと採り入れたクライマックスへとなだれ込む。そのうえ更に、『ポッピンQ』で充分に活かしきれなかった趣向に再挑戦したみたいなくだりまであって、シリーズと付随する作品で東映が培ってきた経験や技術を注ぎ込んだ劇場版プリキュアの理想型みたいな作品。個人的に、プリキュアの劇場版としては最高傑作なんじゃないか、という気がしてます。今回はいつもの習慣で豊洲にて観てしまいましたが、TOHOシネマズの鑑賞ポイントがたんまりと貯まっているので、それを使ってもう1回ぐらい観てしまうかも。

 鑑賞後はいつも通り、劇場のすぐそばのラーメン店にて昼食を摂り、すぐさま離脱。雨こそ降っていないものの、雲が厚く垂れこめて薄暗い。降られるのはしょうがないンですが、この薄暗さが、恢復8割の目にはなかなかしんどかった。どーにか無事に帰りつきましたが、もうしばらくのあいだ、バイクは控えめにしよう……。