レンタルDVD鑑賞日記その625。

ベスト・オブ・心霊 ?パンデミック? Vol.1 [DVD]

ベスト・オブ・心霊 ?パンデミック? Vol.1 [DVD]

 昨年9月にリリースされた『ベスト・オブ・心霊~パンデミック~Vol.1』を鑑賞。廃墟を探索していた2人組が遭遇する恐怖“あばきたてる”、会社の周囲でしばしば目撃される、奇声を上げる女を遠くから見ていたふたりの思わぬ出来事が訪れる“ちかよる”、アカウントの乗っ取りと古い怪奇映像の調査が思わぬ災難に発展する前後篇“ばける”など10篇を収録。

 まあまあ愉しんではいますが、どの巻になにが収録されていたのか逐一チェックはしてないので、どこから選ばれたベストなのかは解らない。ただ、明らかにスタッフの練度が低い第1巻の長篇“ばける”を収録してしまっている時点で色々と問題だと思う。

 とは言え、“ばける”を外しがたかったのも理解は出来る。登場する人々の物言い、リアクションに真実味がほとんど感じられないのは困りものですが、展開は間違いなく面白いのです。そして、明らかにおかしな映り込みすべてをクローズアップせず視聴者の気づきに委ねる、というのも発想としては悪くない。このエピソードのラスト、「何が怖いの?」と首を傾げた方は、チャプターリストから鑑賞してみてください。フェイクだと捉えていてもちょっとゾクッとするから。

 個人的にどうしても不満なのは、ベストと称して選んだ映像のほぼ大半が“急に現れてギャー”というパターンであること。展開はそれぞれ違うものの、さすがにこうも重ねられると嘘臭さが募ります。正直、ここのスタッフはあんまりレベルが上がってないな、とは思ってましたが、それが如実に証明されてしまってる気がします……しかもこの状態でベストセレクションが既に3本出てて、もうすぐ4巻も出るらしいの。まだ20巻にも達してないのに多すぎでしょ。