よたび、タラへ。

 プログラム切替直後の火曜日は午前十時の映画祭10を観に行く日……ですが今日はギリギリまで迷ってました。雨風だけ、とは言い条、今年いちばんの大雨と予想されてるなかで出て行くのは少々キツい。しかもまだまだ脚の状態は復調しておらず、風が吹くとかなり辛い。

 でも結局出かけたのでした。何せ今コマの作品は尺が長く、前日に寝不足にでもなってしまうと途中で潰れかねない。……まあ、今朝も変に早い時間に目が覚めてしまい、コンディションがいいとは言えなかったのですが、気持ちはある程度出来てるし、来週もういちど気合いを入れ直すのも億劫なので。

 向かったのは、今回もTOHOシネマズ錦糸町 オリナス……日本橋は未だ一部のみ営業中で、午前十時の映画祭10の上映は見送ったまんまです。錦糸町も嫌いじゃないけど、いちばん多くこの映画祭の作品を観てきたのは日本橋なので、出来れば最後は日本橋で締めたい……。

 ともあれ本日鑑賞した今コマの作品は、映画の歴史を変えたと言っても過言ではない金字塔、南北戦争前後、時代の変化に晒されながらも奔放に力強く生きるスカーレットの姿を描いた一大ロマン風と共に去りぬ』(MGM初公開時配給)。これで4度目の鑑賞、もちろんぜんぶ午前十時の映画祭。

 さすがにもう内容も重々承知で観てますから、お腹の調子が悪かったこともあって一部中座してます……けど何度観ても凄い作品であることに変わりはない。CGなんてもものが影も形も存在しない時代に作りあげた説得力豊かなヴィジュアルもさりながら、今となっては相当に配慮のいる南部の価値観の表現を堂々としてしまっている点ももはや貴重。スカーレットの何ものにも囚われない考え方と、挫折にも屈せず力強く立ち上がる姿が凜々しい……んですが、観れば観るほどに、一見か弱いように描かれているメラニーの尋常でない芯の強さに慄然とします。捉えようによっては、ぜんぶ解って言ってるのよこのひと。いっそ怖いくらいだ。

 最近、昼時越しで長い映画を鑑賞すると、観終わってからヘロヘロになることが多いので、中座したついでに売店で軽食も買ったのですが、当然それでは足りない。とはいえ食べて帰ると遅くなってしまうので、家に帰ってからカップ麺でお腹を満たしました。心配していた大雨は、映画を観ているあいだに一段落したようで、それほど濡れずに済んだのは幸い。