彼はまだスクリーンに生きている。

 ついさっき、昨日の映画館賞の報告をアップしたばっかりですが、実は今朝もまた映画を観に行ってました……なにせ観たいものが多すぎるんです。

 本日の目的地はTOHOシネマズ日比谷です。最近は、体力がないから、という理由で電車かバイクで来ることが多かったのですが、今日は久々に自転車で来てみました――実のところ、ここしばらくの体調不良は、動きたくても動けない、というストレスも一因だった、という可能性が出て来ていて、多少歩きづらくても行動した方が身体にはいいかも知れないのです。そんならやったろうじゃねえか、という気分でお出かけ。

 自転車を漕ぐのはそれほどしんどくはない――急がなければそんなに負担はありませんから。しかし、寒くなるのか暖かくなるのかハッキリしない気候がむしろ厄介でした。出かけるときはちらほらと雨粒が落ちてきて、そもそも自転車で出かけるかどうかでさえ判断が難しかった。幸いに濡れるほどの降りになることなく、ちょこっと肌寒いながらも自転車を漕いで火照った身体には心地好いくらいでした。

 ともあれ何とか予定通りの時間に日比谷に到着……意外というべきか、いちばん効いたのは、自転車用の出入口が階段しかないことだったり。久々の長距離を漕いだ直後に、あの段数の階段はなかなか厳しかった……。

 約1ヶ月半ぶりのTOHOシネマズ日比谷にて鑑賞したのは、“アベンジャーズ”最終決戦の鍵を握る女性ヒーローの誕生を、その記憶を巡る謎解きを軸として描いたキャプテン・マーベル(字幕・3D・IMAX)』(Walt Disney Japan配給)。最近、マーヴェル作品は“いい条件で観る”ことに執着すると却って観逃しがちなので、その条件を捨てるか、他の作品を後回しにしてでも観てしまうかしかない、と悟りました。そーすりゃIMAXが使えるんだ。

 話が突如として20年ほど戻ってますが、色々と納得。“アベンジャーズ”誕生の鍵を握ると同時に、あの絶望的な“インフィニティ・ウォー”の後を受けてどのように切札となり得るのか、がなんとなく見えてくる内容。ヒーローものとしては特殊ですが、謎解き風の語り口も個人的にはお気に入りです――謎そのものはほぼ見え見えではあるけれど。マーヴェル初の女性ヒーロー単独作品ですが、男性のマッチョ的思考とは一線を画しているあたりにマーヴェルらしいバランス感覚が光ってます。アクション映画としてはクライマックスの笑っちゃうくらいの強さと、想定外のところで活躍するアレが見所だと思う、色んな意味で。

 しかしこの作品、何がいちばん嬉しいって、いちばん最初に出てくるマーヴェルのロゴだったりする。いつもなら、ヒーローたちが派手に描かれるくだりですが、今回は特別仕様。やっぱり、マーヴェルにとってはこの人こそヒーローなんでしょう。

 来月にはもう、現行シリーズの完結篇となると見込まれている『アベンジャーズ/エンドゲーム』です……それまでに溜まってる感想をどこまで片付けられることやら。



 鑑賞後は、銀座鴨そば九代目けいすけに寄り道して昼食。先月末に突如、四代目が閉店して以来、久々のけいすけです……リニューアルして初代となった店舗に行ってみるつもりだったんですが、体調不良に加え、やっぱり急にお気に入りの鰺が食べられなくなったことが思っていた以上にモヤモヤしてたらしく、足が遠のいてました。

 今日のメニューは、芳醇鴨そば 昆布〆卵黄入り。あっさりですが鴨の風味は強い。麺の太さが細麺か中太麺から選べる、とのことで、中太を選んでみたんですが、私の好みからすると少し固かったかも。まだ胃の調子は万全ではないながら、重たさがなくスッキリと完食できました――ほんとはスープもぜんぶ飲みたかったけど、さすがにそれはちょっと怖い。