漫画はみんなこの人達に実写化して欲しい(無理)。

 昨日、夕食を摂ってから自転車を出して、TOHOシネマズ上野へ走りました。現在、観たい映画がやたらと溜まっていて、そろそろ押さえておきたかった1本はIMAXやMX4Dでの上映の回数が減り、2Dも午後からだったり、レイトショーギリギリの枠での上映ばかりになっていたので、それなら下手に遠くまで足を伸ばすよりは、移動がいちばん楽な上野を選んだのです。

 鑑賞したのは、木城ゆきとの伝説的SF漫画『銃夢』に惚れ込んだジェームズ・キャメロンが自ら脚色まで手懸け暖めてきた企画を、『シン・シティ』のロバート・ロドリゲスがメガフォンを取り完成に漕ぎつけた待望の1本、未来の荒廃した地球を舞台に、記憶を失くしたサイボーグの少女の冒険を描いたアリータ:バトル・エンジェル(字幕・2D)』(20世紀フォックス配給)

 しかしさすがにこの布陣だけあって、エンタテインメントとしての安定感は驚異的。いくぶん駆け足で、「そんなこと話してたっけ?」という具合に追いつかなくなる場面もあるんですが、そのぶん勢いがあって観る者の気を逸らさない。キャメロンらしくがっちりと作り込まれた世界観や美術のなかで躍動する、現実離れしているけれど日本発の漫画キャラらしい愛らしさも覗かせるアリータの魅力的なこと。それから、ほとんどCGなのは解っていても、やっぱり緻密に作り込まれながらスピード感、力強さを備えたアクションも圧巻。待った甲斐のあった力作でした。

 ……でも、出来たらIMAXとか、せめて3D版で観たかった。IMAXは前後に大物があったせいで初っぱなから上映回数が少なかったし、最近では珍しく一般スクリーンでも3D上映もやってたんですが、回数が少なすぎてタイミングが掴めなかったんだもの。未練がましくスケジュールを探し続けてたら、ほんとに観逃すところでしたよ……。