池井戸潤作品初体験、のあとでシタマチ.ラーメンフェスティバル。

 明日からようやくTOHOシネマズ日本橋が再開するそうです。まだ3階のスクリーンは確認作業が続くそうで閉鎖されていますが、5階の6番から9番までのスクリーンのみで営業を再開するそうです。

 でも今日の時点ではまだ閉まってますので、本日の映画鑑賞はTOHOシネマズ上野です。雨も降っているので、移動は電車を使ってショートカット。

 鑑賞したのは、『半沢直樹』シリーズの池井戸潤原作&福澤克雄監督、昼行灯の怠け者社員を中心に起きる企業の混乱をサスペンスタッチで描く七つの会議』(東宝配給)。予告篇を何度も観てるうちに気になって気になって、たまらず観に来てしまいました。池井戸潤作品初体験です――昨年の『空飛ぶタイヤ』も気にはなってたんですけどね。

 聞いていたとおり、そして期待したとおりの堂々たるエンタテインメント。話の構成要素はほぼほぼ王道なんですが、その組み立てが絶妙で効果を上げている。最初から最後まで、その緩急の巧みさで牽引する野村萬斎を筆頭に、やたらとキャラの立った面々が物語を鮮やかに彩る。背景がほぼほぼ見え透いている、という意味ではミステリとして緩いんですが、情報の提示の順番、その手管で巧みにサスペンスを作り出し、ドラマを盛り上げてます。終始ハラハラさせられて、最後は苦みを残しつつも痛快。ただただ面白かった。

 鑑賞後は、劇場からすぐそこ、御徒町駅南口前にあるおかちまちパンダ広場へ。今日からここでシタマチ.ラーメンフェスティバルというのが開催されているので、そこで夕食を摂ることにしたのです。

 大つけ麺博などと同様に、広場に店舗のブースが並び、中央にあるイートインスペースで食べていくシステム。火曜水曜を入れ換えに充てているので木曜から月曜までの5日間を一区切りに、3週にわたって18の人気店が軒を連ねます。映画が終わるのはちょうど帰宅時間、万一混雑することを想定して、映画を観る前に食券だけ押さえて、鑑賞後に戻ったのですが……正直、ガラガラでした。まあ、今回が初めてのイベントで、しかもまあまあこのあたりに出入りしている私がつい昨日まで知らなかったくらいですから、あまり情報が拡散しきっていないのでしょう、そのうえ今日は生憎の雨と冷え込みです。私だって、たまたまきょう映画を観に来る予定を立ててなかったら日を改めてたと思う。

じゃぐらの濃厚豚骨みそラーメン、トッピングに味付玉子。 しばし悩んで選んだ1杯は、高円寺に店を構えるじゃぐらの濃厚豚骨みそラーメン。依然としてあまり油の強いものは食べきれないので、トッピングは味付け玉子だけにしておきました。

 確かに風味は濃厚。スープを啜ったときの味が強烈です。ただ中太麺のソフトな味わいに、九条ネギやコーンがいい柔らかさと歯応えを添えていて、思うよりも口当たりは優しい。普通でもチャーシューは多めですが、ガッツリ派は多めのトッピングにした方がいいと思う。

 味自体は良かったんですが、気になったのは会場のセッティング。飲食のスペース、テントは用意してあるんですが、椅子をまったく用意しておらず、立ち食いしか出来ない。まあ、もともとこのおかちまちパンダ広場というのはあんまり広いスペースではないので、椅子を並べる余裕はなかった、というのは察しがつくんですが、もうちょっとどうにかならなかったものか。恐らくこの広場の6倍くらいは面積のある大久保公園で開催される大つけ麺博がひと枠につき7、8店舗ですから、もうちょっと1回あたりの店舗数を絞った方がいいのかも。

 ともあれ、この界隈はしょっちゅう訪れる場所ですから、会期中にあと2、3回は来てみたいと思います……もっと陽気のいいときに。