今年最初の長丁場、リヴェンジ。

 一昨日、不覚を得て鑑賞出来なかった大物、早速再挑戦してきました――あんまし先延ばしにすると勢いを失うので、まだ気持ちの出来ているうちに行くことにしたのさっ。

 前回の反省を踏まえ、移動手段はバスにしました――実は、うちから錦糸町までなら、バスがいちばんシンプルで使いやすい、と気づいたので。渋滞の影響は受けがちですが、少なくとも他の車輌の人身事故で停滞することはない。余裕をもって出発し、余裕たっぷりで現地入り。

 というわけで改めてTOHOシネマズ錦糸町にて鑑賞した今コマの作品は、『荒野の用心棒』のセルジオ・レオーネ監督の遺作にして畢生の大作、40年に及ぶギャングたちの人生を、激しくも情緒豊かに描き出したワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ〈ディレクターズ・カット〉』(東宝東和初公開時配給)

 製作は1984年ですが、しかし当初は監督の目論見よりだいぶコンパクトにまとめられていたものを、監督の死後、発見されたフィルムを追加し、意図に沿った形にしたうえでデジタル・リマスターを施したこの体裁での大規模な上映は今回が初めてなんだそうです。

 実は昨晩なんでか寝付けず、長尺ゆえに寝落ちもちょっと覚悟はしてたんですが、保ちました。っていうか、長さがさほど気にならないくらいの傑作。あえて訣別の夜から物語を切り出し、何故このような決着に至ったのか、そして何故30年以上を経て戻ってきたのか? という謎を仕掛けつつ、過去に目を向け主人公たちの少年時代から人生を手繰っていく。この時代、この世界観でしか描き得ない青春とドラマが行き着くクライマックスの異様な緊張と、エンニオ・モリコーネの音楽と相俟って醸成されるムードは絶品です。セルジオ・レオーネ監督の遺作にして代表作、と扱われるのも納得。

 いつもなら鑑賞後にどこかに立ち寄って昼食を摂りますが、今回はなにせ終わるのが14時半、とだいぶ遅い。なので、12時頃に抜けだし、売店にてお腹に貯まるものを購入して済ませました――インターミッションの合間を利用すればよかったんですが、あるのか確認してなかったし、実際13時半近く、とそれでも少々遅めだったので、これがいちばんいいタイミングだったようです。

 というわけで、鑑賞後は行きと同じくバスを利用し、のんびりと帰宅……これ、思っていたより楽でいいです。今後、錦糸町の映画館を利用するときは、このルートがいちばんいいかも。