どう感想を書いたらいいのだ?!

 プログラム切替直後の火曜日は午前十時の映画祭9を観に行く日……なのですが、今コマは母が同行する都合上、土曜日に変更してしまった。しかしこのタイミングで映画館に行くのはもう習慣になってしまっているので、同じくらいの時間帯で別の作品を観ることに。

 台風接近中の不安定な陽気が影響しているのか、いつになく混雑しているうえに、トラブルが相次いでやたらとのろのろと進む電車を乗り継ぎ、辿り着いたのはTOHOシネマズ日本橋――けっきょく午前十時の映画祭9を観に来ている劇場を選んだのは、お目当ての作品がかかっている最寄りの劇場がここだったから。鑑賞したのは、無名の監督、俳優陣による低予算作品ながら、驚異的な娯楽性が絶賛され、イベント上映からレイトショー公開、そしてこの8月から全国120館以上での拡大上映にまで至った話題作カメラを止めるな!』(Asmik Ace×ENBUゼミナール配給)

 ……うわー、これは確かに無茶苦茶面白い、けど厄介だ……なにが厄介かって、感想を書くのが。拡大公開になる直前くらいに、ラジオで伊集院光氏が「出来るだけ予備知識を持たずに観るのがいい。ポスターのコピーさえ余計」ぐらいのことを仰言っているのを聞きましたが、ほんとにその通りで、知らないなら出来るだけ何も知らずに観るのがいちばん強烈だし、興奮が味わえます。しかしこの作品のなにがいいかって、物作りの工夫や試行錯誤、努力がそのまんまエンタテインメントとして昇華されていることだと思う。ヒットまでの経緯も痛快ですが、その事実を抜きにしても本篇のプロットは痛快。そしてそれを支えるための涙ぐましい努力と繊細な配慮も窺えるだけに、余計にグッと来ます。出来るだけめいっぱい賞賛したいんですけど……いまから既に描き方に悩んでます。どうやって極力ネタを割らずに褒められるか。

 尺が短めゆえ、お昼ちょっと前に映画館を出られるのが解っていたので、今日は外食せずそのまんま帰宅しました……いつ天気が大崩れするか解らないので、さっさと帰るに限る。