祝日には出かける気にならない。

 観たい映画がもろもろ封切られている週末ですが、祝日でもあります……どんどんと座席が埋まっていく予約画面にウンザリして、出かける気がなくなってしまいました。

 せっかく家にいるのなら、と、買ったけどなかなか通しで観る機会のなかったブルーレイの映画を1本消化することにしました。モノはこちら。

【Amazon.co.jp限定】エンゼル・ハート(ポストカード付) [Blu-ray]

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 1987年の映画『エンゼル・ハート』です。なにかの拍子に終盤だけ見てしまって、オチは知っているのですが、どういうふうにそこに持っていくのかが気になったのと、顔が崩れる前のミッキー・ロークの映画を観てみたかった、というのから、ブルーレイがリリースされたときに衝動的に購入してしまったのです。

 テーマもムードも私好み、なんですけど話が完全に雰囲気先行で進み、たとえばドラマティックな変化であったり、謎がもたらす知的興奮といったものが乏しい。いちおう、最後に訪れる衝撃のために細かな布石が打たれていて、それ自体はちゃんと機能してるんですが、私自身の好みからするとどうも物足りない。しかし、前編を横溢する洒脱さとオカルト要素が溶けあった奇妙な雰囲気はいい。場面ひとつひとつの印象も強いので、観終わってけっこう記憶に残る、という意味では確かに傑作。