東京03第20回単独公演「不自然体」追加公演ライブビューイング at 新宿バルト9……のついでに老人ジャッキー。

 昨日はほんとに、朝から予定がぎっしりでした。

 午前中の用件は――父の三回忌法要です。亡くなったのが2年前の、ちょうど新耳袋トークライブの当日だったため、法要の日取りはどうしても被ってしまう。いちおー母が気を遣ってくれて、まだ寝不足になってない土曜日の朝にセッティングしてくれたわけです。

 あとがつかえているので、食事の席ではアルコールはビール1杯に留めたのですが、食事はしっかり摂った――たぶんこれがまずかった。帰宅後、徹夜に備えて、家を出る間際まで仮眠を取ることにしたのですが、目醒めたのは、本来新宿に到着しているはずだった時刻。たぶん思いのほか眠りが深くなってしまったのと、眠る前に仕掛けていたアラームが、うっかり起こしたまんまにしていたPokemon GOに動きを遮られてしまったらしい。

 幸い、この予定は、イベント前に大つけ麺博に立ち寄ることを想定して組んだものなので、大つけ麺博に行かなければ、最初のイベントにはギリギリ間に合う。大慌てで準備を整え、家を出た。

 最初の目的地である新宿バルト9に着いたのはまさにスタート直前。既に暗転した場内で座席を探すのに手間取り、着席が間に合いませんでしたが、まあギリギリセーフと言っていいのではなかろうか。

 鑑賞したのは、東京03第20回単独公演「不自然体」ライブビューイングです。初日に生で鑑賞してますが、東京03はツアー中にネタの完成度を高めるのが常。アプリのラジオ番組などで、初日からだいぶ感じが変わったからまた観て欲しい、と本人たちが語っていたので、ライブビューイングにて鑑賞してきた次第。それにしてもファンアプリのチケット当選率の高さと席の設定は異常だと思う……最前列のど真ん中なんて初めて引き当てたぞ。

 本人たちの弁の通り、確かに面白くなっている。ネタが始まればだいたいの流れは思い出すのですが、それぞれに笑いどころが増えていて、ほとんど新鮮な気分で楽しめました。展開を印象づける工夫や更なるくすぐりを細かに追加し、当然のように角田のアドリブも過剰になってる箇所がちらほらと。間の取り方も研ぎ澄まされて、2回目とは思えないくらい笑いっぱなしでした。

 本篇終了後の追加公演部分は、3人がそれぞれにやりたいことを日替わりで上演する、という趣向。この日の公演では角田のプロデュースで、いずれ出す計画があるという、挿入歌のみのベスト盤に収録する候補になっている幕間映像の曲を3つ再演し、今日の客の反応を観て実際に収録するか判断する、というもの。

 ファンなら当然のように知っている曲ばかりで、いま見ても確かに面白い……んですけど、最初に採り上げたもの以外は、映像がないと解りにくい気がします。うち1曲についてはアルバムにDVDをつけて収録しよう、なんて角田は言ってましたけど……ライブでしか販売しないベスト盤をどこまで豪華にする気なのか。

 最後は、本公演のネタのなかに登場するユニットにて生演奏を披露して終了。ちなみにこの模様は今年12月にWOWOWで放送されるそうです。

 鑑賞後、急いで大つけ麺博の会場へ――行こうとしたのですが、移動に必要な時間と、注文や食事に費やせる時間を考えると、既にチケットを確保している映画の時間に間に合わなくなる恐れがある、と気づいて、途中で引き返す。近くにあった丸亀製麺で簡単に済ませて、余裕を持って次の劇場に足を運びました。

 訪れたのはシネマート新宿、鑑賞したのは、東野圭吾の大ヒット小説を、舞台を中国に移し映画化、かつて無償で悩み相談を受け付けていた雑貨屋を中心に起きる不思議な出来事を描きだしたファンタジー・ドラマナミヤ雑貨店の奇蹟 -再生-』(KADOKAWA配給)。日本で映画化された際は観逃してしまいましたが、この中国版はジャッキー・チェンがナミヤ雑貨店(劇中では無名雑貨店)の店主役で出演しているため、早いうちに観ておきたかったのです。幸いに今日、観に行くうえでとても都合のいいスケジュールでかけてくれたので助かった。

 舞台は中国に移し、登場する風俗などを変更しているものの、ほぼ原作準拠の内容と言っていい。ただ、それを100分程度の尺に収めるためあちこちを端折っているせいか、妙に話運びがぎこちないし、説明不足に陥っている箇所も少なくない。また、原作の持つある種の不条理さと、だからこそ描き得た“決断の意味”といった主題が、この中国版の語り口ではどうも伝わりにくくなっている。物語にあるファンタジー性や、細かなモチーフにちらつく気取った部分を強調しすぎたせいもあるかも知れません。原作ではビートルズだったものをマイケル・ジャクソンにしたことが展開上奏功していたり、ジャッキー・チェンの老け役が想像以上に貫禄をまとって見応えがあったり、と発見も多いのですが、率直に言ってやや残念な出来映え。原作に対するリスペクトは感じるんですけれど。

 そして次はいよいよ徹夜イベントです。ここから先は、項を改めて記します。