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 いよいよ残すところあと3巻となった傑作カンフー映画ブルーレイコレクション、第28巻はサモ・ハン監督&主演作、彼がカンフー映画に代わる新機軸として着手した初めてのホラー・コメディであり、キョンシーも登場する、いわば『霊幻道士』シリーズの原点となった1980年作品『妖術秘伝 鬼打鬼』。

 さっさと小冊子のほうに目を通しましたが、とにかくサモ・ハンの映画に対する意欲、サーヴィス精神が横溢している作品らしい。まだホラーがまったく受け入れられていなかった当時の香港でこれを手懸ける度胸もさりながら、ちゃんとアクション映画としての血脈も受け継ぎつつ、自身はオールヌードも辞さず作品に尽くしている。ジャッキー・チェンが本格的にスターとして開眼した時期でしたが、そのときに本篇をきっちりヒットさせ、続くホラー3部作、更にはアジア圏で大いなる鉱脈となったキョンシーものの基礎を作りあげたのですから、頭が下がります。

 ……が、ふと調べてみたところ、本篇は日本にて初めて紹介された当時は、例によってまったく繋がりがないにも拘わらず『燃えよデブゴン』シリーズの1篇として扱われてしまったらしい。まあ、その時点ではまだ『霊幻道士』も誕生しておらず、まさかあれほどのブームに繋がるなんて想像していたひともいなかったでしょうから致し方ない。

 次巻はやっぱり1作目とは繋がらないけどこちらは邦題から取ってもらえずじまいになった模様の1980年作品『燃えよデブゴン 正義への招待拳』。