午前十時の映画祭8、スタート。

 先週土曜日より、今年度の午前十時の映画祭8がいよいよ始まりました。前にも触れたように、諸々の兼ね合いからプログラム切替直後の月曜日に観る、というのを今年度も基本ルールにするつもりなのですが、今週はその日に『ムーンライト』のチケットが格安で確保出来る、という事情があったため、先送りにしておりました。しかし、あんまり先送りにしていると初っぱなから観逃してしまう危険もあるので、本日押さえに行ってきました――チケット自体は一昨日既に確保してあったんですけどね。

 というわけで今日も訪れましたTOHOシネマズ日本橋にて鑑賞した、午前十時の映画祭8ここでの最初の作品は、2001年のフランス映画。空想に浸って生きていた女性が世界に翔びだしていくさまをキュートに描き出し日本でも大ヒットとなったアメリ』(ALBATROS FILM配給)……昨年度の『戦場のピアニスト』で経験済みではありますが、まさか初っぱなから、最初の劇場公開当時に鑑賞した作品が来るとは思ってませんでした。しかもDVDも持ってるし。

 久々の鑑賞でしたが、改めてこれは愛すべき名作。独特の色彩感覚で描き出された映像のなか、無数に鏤められたディテールが組み立てていく世界観の愛らしさ。誘導した“一目惚れ”の顛末や青果店の主に対するイタズラにちょっと毒をまぶしつつも、普通なら社会に馴染みにくいであろうひとびとを肯定する物語の何と優しいことか。スピード写真の謎など、ミステリ的な趣向も効いていて、どこまでも魅力的。

 初公開当時に書いた感想がありますが、どうも簡単に済ませすぎたきらいがあるので、後日書き直してアップしなおします。

 鑑賞後は、初めて立ち寄るラーメン店にて昼食。初めて、とは言い条、その筋では有名な系列に属するお店なので、さすがに安定の仕上がり。有名店の常で、店舗が狭いのがちと困りものですが、またそのうち来てみましょう。