1年後のプリキュア、みたいな?

 今年の映画鑑賞納めは明日、と既に決めてありますが、駆け込みのように今日も映画を観てきました。ほんとーは先週金曜に観るはずだったんですが、出遅れて観逃してしまったため、今日にずらしたのです。夕方に家を出て、自転車……だと寒すぎたので、日和って電車にて移動。

 本日の劇場はユナイテッド・シネマ豊洲、鑑賞したのは、『プリキュア』シリーズのスタッフがそのノウハウを駆使して生み出したオリジナル新作です。心残りを引きずったまま卒業の日を迎えた5人の少女が異世界に導かれ、ダンスで世界を救う羽目になるファンタジーポッピンQ』(東映配給)

 明らかにプリキュアを観ていた層を狙った内容に俺が行かなくてどーする、と公開前から楽しみにしていた1本ですが……今月は今年のアニメ映画の最高水準を立て続けに観てしまったあとでしたから、どーも物足りない。プリキュアみたいな大前提があるならともかく、本篇のように普通の女の子たちが「世界を救う」なんて任を負わされて、果たしてこういう反応や行動に及ぶかな−、という疑問を乗り越えられてないのが引っかかる。その世界観は確かにプリキュアを踏襲してますし、ちょっと等身大にキャラクターを組み立てているとは言い条、それらが馴染みきっていない。舌っ足らずで勿体ない印象でした。

 ただし、鍵となるダンスシーンのクオリティは堂々たるものでした。プリキュアシリーズで蓄積したノウハウが完璧に活かされていて、キャラクターの動きが滑らかで魅力的。2Dとほとんど区別がつきません。しかしそれも、クライマックスに据えられているのに、直前のあるシーンの方がカタルシスが強くなってしまったのが残念だったり。

 プリキュアのトーンそのままにゼロから物語を始めているので新鮮さはありましたし、細かな描写は楽しかったんですが、トータルとしては惜しい。そしてエンドロールのあとで余計に「え」となってしまったのも。だいたい中学2年生を基本としているプリキュアがもし1年後にそのプロセスを辿っていたら、という仮定で描いたような物語の構想は嫌いじゃないし意欲は評価したいんですけど、ど。

 この年末限定らしいのですが、今回の上映は、本篇のあとに12月3日に行われた“スーパー・プレミア・ミーティング”というイベントの模様を一部鑑賞できるものでした。各声優が自分の演じたキャラクターや作品への想いを語っているので、興味がおありの方はこの機にどうぞ。豊洲なので、コミケ帰りにも立ち寄れます……っていうか、この時期にあえてやってるのはそこが狙いなんだろうな。現に、あからさまにそういう紙袋を提げたひとをたくさん見かけましたし。

 豊洲で映画を観たあと、食事の時間帯であれば大抵はここのラーメン店で食事をして帰るのですが、先週食べたばかりなので今日は取りやめ。ただ、このあいだここのカップラーメンを売っているのに気づき、ちょっと食べてみたかったので、お土産のつもりで買って帰りました。