もう我慢の限界なのだ。

 今月は、午前十時の映画祭7以外、まともに映画を観に行けてません。PCの崩壊をはじめ、身辺に色々あり過ぎてタイミングが掴めなかったから、というのも大きかったとは言え、さすがにそろそろ堪らなくなってきました。観たい作品の時間割がいまの私にはしっくり来ないものが多い、という問題もあったりしますが、どのみち今日のお目当てを理想的な環境で観たいならそろそろリミットだったので、迷っている時期でもないのでした。

 あとで作業に戻るための余力も考慮して電車にて移動したのはTOHOシネマズ新宿、鑑賞したのは“マーヴェル・ユニヴァース”最新作、チームのあり方を巡ってヒーローたちが対立してしまうシビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(字幕・3D・IMAX)』(Walt Disney Studios Japan配給)。作品自体はまだまだ上映が続きますが、IMAXについては来週、“僕ちゃん”に押し出されてしまうので、今週中に観ておかねばならなかったのです。

 奇しくも3月に公開されたDCヒーローのグループ“ジャスティス・リーグ”第1作と同じくヒーロー同士の対決を描いていますが、実際の作品、エピソードを積み上げてきたシリーズならではの格を見せつけた印象。骨格はとてもよく似てるんですが、語られることの説得力が圧倒的に上なのです。リーダー格のヒーローたちはもちろん、いままでタイトルロールになっていないヒーローたちも、これまでのシリーズで描かれた背景、人間関係、心情のもとに揺れ動く。しかしその一方で、ヒーロー同士の戦いは、どちらに与するか、ということを除いて迫力と楽しさに満ちています。今回初めて“アベンジャーズ”の世界にきちんと参加したメンバーもここでしっかりと気を吐いていますし、特にあいつの衝撃的な“奥の手”は素晴らしい。

 最後のヒーロー対決は切なく、どうしてもスッキリしない決着になってしまいますが、しかしエピローグで改めて次なるエピソードへの期待を膨らませる。正直なところ、そろそろマーヴェルの連作にはちょっと飽き始めていたところだったんですが、少なくとも次の『アベンジャーズ』くらいまでは楽しめそうな気がしてきました。

 よーやく久々にしっかりと映画を観て、いくぶんスッキリしました……っていうか、やっぱり私は映画を観ないと落ち着かない模様。“僕ちゃん”のせいでさっさと観なければいけない映画がもーひとつあるので、月末までにあと2回は映画館に足を運びます。