公開2ヶ月を過ぎてようやく。

 このところ鑑賞ペースが落ちているので……ってそうは見えていないかも知れませんが、実際、観たかった作品をだいぶ取り漏らすぐらいなので、理想には及ばないペースになってしまっているのは間違いなく、現在も色々と残っております。今週はやや予定が詰まり気味なので、映画を観に行くタイミングも限られており、今日1本は観ることは決めてありました。ただし、作品はだいぶ悩みましたが。

 選んだのは、細田守監督最新作、身寄りを失い、ひょんなことからバケモノの弟子としてバケモノの世界で修行を積むことになった少年の冒険と成長を描いたバケモノの子』(東宝配給)。公開から2ヶ月も生き残っているので、ずーっと「まだ間に合う、まだ間に合う」気分でいましたが、さすがに1日1回上映が基本となってしまうともうギリギリっぽいので、これを取りました……先週末封切り作品にも早めに押さえたいのが複数あるんですけどね。

 噂には聞いていましたが、序盤の修行パートのジャッキー・チェン・リスペクトっぷりが凄い。ていうかもうモロに『蛇拳』の手法を踏襲してます。もちろんそれが焦点ではなく、不器用なバケモノの師匠・熊徹と孤独な少年・九太の手探りの交流からおとぎ話風の冒険譚、そして最後のアクションに繋がる選択、といったものこそ主眼なんですが、個人的には序盤でワクワクしすぎて、後半が細田監督のいつものスタイルに回帰していくのがちょっと残念だったくらい。しかし、モチーフの扱いが洗練され、前作のような手に余る重さも抜けた分、個人的には細田監督のオリジナル作品ではいちばん好きかも知れません。

 鑑賞後は、ときどき訪れているラーメン屋が、昼時を少し過ぎて列が解消されていたので、久々に立ち寄りました……明日は内科の定期検診なんですが、まあ前日の食事程度では結果に大きく影響しないはずだし……。