眼が、眼があああ。

 本日は午後から眼科の受診です。実は、このあいだ手術をした左目に眼底出血が起きてしまい、手術をした病院で再度診察を受けることになったのです。予約を取ったときから3週間ほど経ち、出血は落ち着いて視界もだいぶ戻ってきてはいたのですが、何らかの処置はすることになるはず。

 ……とはいえ、現在調子は悪くないし、予約の時間までちょっと余裕があり、しかもこの3日のうちに観ておかないといけない作品のスケジュールが非常にちょうどいい。少しだけ悩んで、けっきょくネットでチケットを購入し、朝から自転車にて出かけてきました。

 お馴染みTOHOシネマズ日本橋にて鑑賞したのは、第2回新・午前十時の映画祭上映作品、日本人の記憶にその存在が刻まれる植木等クレージーキャッツの代表作『ニッポン無責任時代』(東宝配給)

 この映画祭で採り上げられたのがちょっと驚きだったんですが、観てみると納得。時代の空気を濃密に反映し、軽快なトーンで描きながらもヘンな嫌らしさがない。素直に“楽しい”映画なのです。風俗が古いのはどーしようもないのですが、そういうハードルがあっても今なお面白い、というのはちょっと驚きでした。植木等演じる主人公の型破りな人物像も魅力的で、なるほど一時代を築いた作品と出演者たちはひと味違う。この映画祭で初めて採り上げる日本映画の1本に挙げられたのも宜なるかな

 鑑賞後、すぐに自宅に戻り、食事を摂ってすぐに病院へ……と思っていたのですが、間の悪いことに、このタイトなスケジュールのさなかにお腹の調子を崩してしまった。映画館でいちどトイレに入り、落ち着いたかと思ったのに、家に戻ってふたたびぶり返し、遅刻気味で病院に行ったあとでまたぞろトイレに駆け込む始末。そのうえ受付でも一悶着あり、診察の開始がかなり遅くなってしまいました。

 最悪、もういちど手術を受けるのも覚悟していたのですが、診察のあと間髪入れずにレーザーでの治療を施してもらいました。手術の前にしばらく施術して貰っていた経験があるので、さほど抵抗もなかったのです、が。

 思いの外、痛かった。

 前にレーザー治療を受けた際は一定の回数を、複数に分けて施してもらっていたのです。レーザーを照射するのも、場所を確かめながらひとつずつ、という具合だったのですが、今回はさながら速射砲のように立て続けに打ち込まれた。それも、治療を施す部位がそうなってしまったのだから仕方ないんですが、ちょうど神経の通っている付近に集中的に繰り出されるので、まあ痛い痛い。治療前に麻酔の目薬は点して貰うんですが、それはあくまで眼の表面にレンズを当てる痛みを抑制するもののようで、レーザーが当たる部位を保護しているわけではない。しかも、集中的にレーザーが当てられるごとに頭の中で「じゅっ」「じゅっ」という音が響くものですから、けっこうハードな数分間でした。

 帰宅後も眼の奥の痛みは続き、現在は鎮痛剤でごまかしている状況。とりあえず、ちまちまと書き進めていた映画感想はアップ出来ましたし、この記事を用意する程度の余裕はあるんですが、このあと作業を進める自信はいまひとつ、ない……治療が遅くなったために、昼寝も出来なかったし。

 まあ、最悪再手術も覚悟していた状況で、今日一日の辛抱でひとまず済みそうなのは有り難い。これ以上何事も起きませんように。