レンタルDVD鑑賞日記その381。

 題名通り、取材はしたものの地上波には流せなかった恐怖映像ばかりをまとめた、という体裁なんですが……どこが? としか言いようがない。

 前半は心霊スポットと呼ばれる場所に女性タレントが潜入するくだりをふたつ収めてますが、確かにリアリティはあるものの、特に見せ場も無くだらだらとしているので、怖い、という印象は皆無。暗いところに照明はおろか暗視モードもさほど有効でないカメラを持ち込んでるんですから、唯一撮せる登場人物の反応こそがポイントなのに、それさえぼんやりとしていますから、観てて面白くもなければ興味も持てない。

 後半は樹海にまつわる怪奇映像と、一部の映像についての取材で構成していますが、こっちも前半同様にさほど怖い、と思えるポイントはなし。発売中止になるほどに怖い、という印象はありませんし、だったら中止になった背景を織りこんで関心を惹けばいいのにそれすらないから、結局なんで未公表だったの? という疑問しか湧かない。いちおう、映像の検証自体は合理的なんですが、合理的なだけでは面白くはならないのです。

 肝心の映像も物足りず、ひとまわり観たらもう充分、という気分になってしまった。シリーズものではありませんが、正直今後、このメーカーのものに手出しするのは控えるかも。