夏の終わりに。

 連日の映画鑑賞であります。時間的にあんまり余裕はないんですが、先月があまりにカツカツすぎて、観たい作品をかなり取り漏らしており、ロングランを続けていた作品も順次上映が終わっている。せめてこれだけは劇場で、と思っていた作品をなるべく押さえるためには、時間を維持で作るしかないのです。

 というわけで本日は夕方からTOHOシネマズ西新井へ。そろそろ陽気は穏やかになってきたのですが、まだまだ気温が高く、そんななかで雨降りを勘繰りたくなるほど湿気が多いので蒸して蒸して仕方ない。あんまり汗は掻かなかったものの、熱が籠もったようであまり気分がよくない。まだ熱中症に用心しないと危ない気がする。

 それはともかく、本日鑑賞した作品は、東野圭吾原作による人気ドラマシリーズの劇場版第2作、港町で起きた事件を情緒豊かに描き出したミステリ真夏の方程式』(東宝配給)です。原作はしばらく読んでませんが、先の劇場版『容疑者Xの献身』は完璧な映画化でしたし、予習としてドラマ版第2期もちゃんと鑑賞しているので、これは出来れば劇場で観ておきたかった。2ヶ月半近く保ってくれましたが、さすがにそろそろ限界だと思われるので、1日1回上映に無理矢理合わせて足を運んでみた。

 原作未読ですが、ミステリとしての完成度は高い――実のところ、背後で何が起きているのかは序盤でだいたい察しがつきましたが、それをドラマとして転がす手管は極上。ひと夏のドラマとしての演出もうまく、季節にもしっくりくる。盛夏に観るよりは、秋の気配を感じ始めたぐらいに相応しい内容でもあるので、むしろ時季としてはいま観るのが正解だったかも。

 幸いにロングランを続けているものの、そろそろ終わり、という作品がまだ2つほどありますが、明日は用事のため映画鑑賞の余裕はなし、金・土は私にとって最優先の封切り作品があるのでそちらに割かねばならず、次に映画館に行けるのは来週火曜日ぐらいになりそう……そしてこのタイミングだと、来週は終わりそうな作品のなかで1本だけ足を運ぶのが精一杯。果たして間に合うか。