有楽町から新宿へ。

 この項は13日に書いております。……12日は1日出歩いてグロッキーになり書く余裕皆無だったので。

 毎度お馴染みの深夜イベントに出かける前に映画を1本鑑賞する、というのが私の行動パターン。今回は前々から観る作品を決めていたのですが、スケジュールを調べてみると、お目当ての作品は近々イベント付での上映を行うことになっている。観たい作品が無数にあるなかで、はじめから2回観ることを前提に行動するのは避けたい、そして問題のイベントは登壇者が非常に魅力的なので、出来ればそちらで鑑賞したいと思い、先送りにすることに。急遽別の作品を選びにかかったのですが、ようやく見つけ出したのは、本日のイベントが開催される新宿ではなく、有楽町。移動時間を確認したところ、どうやら現地入りしたい時間にはギリギリ間に合いそうだったので、しばし思案したのち、意を決して有楽町に向かいました。

 劇場は、およそ1年10ヶ月ぶりぐらいの訪問となるヒューマントラストシネマ有楽町。ちなみに前回鑑賞したのは、本年度アカデミー賞外国語映画賞受賞作『別離』の監督の前作『彼女が消えた浜辺』でした。本日の作品はフランシス・フォード・コッポラ監督最新作、エドガー・アラン・ポオをモチーフに、アメリカの田舎町で起きた奇怪な事件に、三流のホラー作家が挑む幻想怪奇譚Virginia/ヴァージニア』(Culture Publishers配給)

 低予算ながら貫禄とムードのある作品……ですが、これで喜ぶのはよほどの映画好きか、本当にディープな幻想怪奇ものの愛好家ぐらいかも知れません。これが許されるのが巨匠ならでは――というか全部自分の持ち出しと人脈で映画を撮れるひとの強みではないかと。私はポーのいい読者ではないので、すべてが回収出来たとは思えませんが、きっと好きなひとにはあちこちにピンと来るような描写があります。

 鑑賞後は急いで電車に乗り新宿へ。この続きは、12日付の項にて記します。