今年度最初の割引鑑賞。

 このところ睡眠が足りていないのか、妙にだるくてしようのない朝でした。出かけるの止めようかしら、とも一瞬考えたのですが、きのう某協会の会員証が届いて割引が使用出来るようになったし、気になるものはなるべく封切り間近に観ておかないとずるずる先延ばしになってしまう、というのは現時点でも自分にとっては必見という作品がほったらかしになっている事実からも明白なので、ちょっと頑張ってお出かけ。

 当初は西新井か六本木のTOHOシネマズにて、ポイントを利用して観るつもりでいましたが、割引が使えるようになればこちらが優先、というのは決めてあったので、電車にて渋谷へ。自転車を使わなかったのは、春休み最後の土曜日に神宮や原宿を自転車で通りたくなかったからです。

 劇場は、Bunkamuraル・シネマ。ここは非常にいい作品ばかりかけているので、来たいと思うことは頻繁なのに実際に来たのはまだ3回目。映画のお伴に飲み物を欠かさない私にとっては、場内飲食禁止、というのがちょっと引っかかるのです。

 鑑賞した作品は、今年度アカデミー賞外国語映画賞部門に輝いた、イラン産の重厚なドラマ別離』(マジックアワー×ドマ配給)

 ……バッドエンド版『クレイマー、クレイマー』でした。前作『彼女が消えた浜辺』が素晴らしかったので、実は賞を獲る前から気になっていた作品だったのですが、あれを更に上回る傑作。僅かな意志の掛け違えが、取り返しのつかない破局を導く過程が実に重い。本当に今日はだるく、最初40分ぐらいまでは寝てしまいそうで「もーちょっと体調のいいときに観るべきだったか」と後悔したのですが、ある出来事以降は、あまりに壮絶な成り行きに眠気がぶっ飛びました。きつい話ですが、紛う方なき傑作です。

 鑑賞後は、MARUZEN&ジュンク堂書店にてちょこっとお買い物をし、いつもの蕎麦屋へ――訪ねてみたら想像以上に混雑していたため、自宅の最寄り駅まで戻って近所にて昼食を摂ってから帰宅。さすがに眠気がピークに達し、昼寝をしたのですが、まだ寝足りないようなので今日はとっとと休みます。