レンタルDVD鑑賞日記その256。

  • 『ほんとにあった!呪いのビデオ3』(BROADWAY[発売])

 急に遡ってひと桁台です。まだ初代の中村義洋&鈴木謙一コンビによる構成・演出。確かこのあたりから中村監督によるナレーションが始まったはずですが、まだ妙に怖さを意識しすぎた喋り方をしてます。映像の扱いも往年の怪奇番組風だったり、心霊写真の投稿をベースにした取材があったり、と全般に手探り感が濃厚ですが、これはこれで面白い。

 クリント・イーストウッド渉猟、今回は1982年製作のスパイ&航空アクション。ソ連で開発された、新技術を搭載した戦闘機を奪うために、戦争の後遺症に悩む元少佐が決死の潜入行に挑む。

 見せ場は後半の航空アクション、なんですが、さすがに30年前、今となっては粗が目立つ。しかし、当時の技術を思うと充分に完成されているし、この技術の範囲内でどう魅せるか、という工夫がハッキリ感じられるのが好感が持てます。これも今となっては隔世の感のある、共産圏内で暗躍する人々の悲哀を、地味ながらも雰囲気たっぷりに切り取り、緊迫感をじわじわと高める序盤もなかなか。傑作、とまでは思いませんでしたが、イーストウッドらしさの光る良品です。

 次はふたたび人情路線になる……のか? 『センチメンタル・アドベンチャー』の予定。そしてようやく、買っておいた『ダーティハリー4』です。遠かったな〜ここまで。