ハシゴできるのもあと3回。[大成龍祭2011(21)]

 ……大成龍祭絡みで、という意味です。作業の進行次第ですが、今週平日にハシゴする可能性もあります。だって、そうしないと本当に観たいものがあぁぁ

 ……何はともあれ、今日も午後からお出かけ。快晴となったので、心置きなく自転車にて移動しました。しかしそろそろ、ちゃんとした雨具用意しないとなー。

 まずは“ついで”の1本です。悪魔祓いの模様をフェイク・ドキュメンタリー形式で描く、という昨今流行りのスタイルで描くホラーラスト・エクソシズム』(Comstock Group×KLOCKWORX配給)

 製作に『ホステル』のイーライ・ロスが噛んでいるあたりからして単純な代物ではなかろう、ぐらいには思ってましたが、これが望外の収穫でした。あんまり予備知識なしで鑑賞した方が面白いと思うので(でも後日感想をアップするときは多少触れます、ネタを明かさない程度に)詳しくは伏せますが、導入からしてひねりが効いてますし、途中まではいっそコメディ的なのに、どんどん異様さを増していくのが見事。ラストの状況も、決して新奇なアイディアではないのですが、こういう形で提示されると唸らされます。もうひとつ、あとで気づいて衝撃を受けたところがあり、そこも含めて、こういうタイプの映画では大傑作と断じたい。思った以上に凄かった。

 そしてあいだ5分で次のスクリーンへ……同じ建物、しかも同じ階ではありましたが、それでもたった5分での移動はけっこう慌ただしい。今回も入口前に本国のポスターが展示されていたのですが、撮影している余裕がありませんでした。飲み物を買い直す時間もなかったので、前の映画を観ているときにあまったのをそのまま持っていった始末。

 今週の大成龍祭2011上映作品は、『サンダーアーム/龍兄虎弟』の続篇、サハラ砂漠に隠された金塊を見つけ出すべく、ジャッキーが三カ国の美女と冒険に挑むプロジェクト・イーグル』(東宝東和配給)

 まあ、基本的には面白いのですが、率直にいえば、この辺でそろそろ袋小路に入ってしまった印象。基本パターンを崩すことで新しい笑いや面白さを演出してきたものの、アクションは突飛になりつつありますし、ロマンスもないのに美女3人も絡めた結果、それぞれの立ち位置が従来以上に解りづらくなっている。コメディ描写やクライマックスの奇想天外な見せ場など、細かく美点も無数にあるのですが、やっぱりそろそろ難しい段階に入ったと思える。たぶんジャッキー・チェン自身もそう感じつつあったのでは、と考えるのは、これがジャッキー単独では最後の監督作で、以降ジャッキーは香港で『ポリス・ストーリー』の続篇を新しい監督に委ねシリアス路線を模索、そしてもういちどハリウッドに挑戦する――そういう意味では分岐点に位置しそうですが、フィルモグラフィを眺めて推測するだけでなくて、これ以降もちゃんと観ておかないと駄目だろうな〜。

 というわけで、既に先週までに鑑賞した分で、特典への応募資格は確保、申込も済ませてしまったので、意地になって観る必要はないのですが、引き続きジャッキー作品をきちんと評価するべく残り2回も何とか馳せ参じたいと思います。そしてそのままレンタルで可能な限り全作品コンプリートを目指すのだ。