池袋テアトルダイヤクロージング・ドリパス企画『王立宇宙軍 オネアミスの翼』鑑賞。

 夕方から池袋へ。先日から雨の予報が出ていて、しかも関東の梅雨入りも濃厚、という情勢でしたから、考えるまでもなく電車にて移動しました。

 かなり早めにいちど劇場である池袋テアトルダイヤまで赴いて、座席指定券だけ確保。思っていたほど詰まっていなかったので、私にとっては理想的な座席が取れました。

 座席を押さえがてら、近くの劇場で先に1本観ていこうかしら、とも思っていたのですが、朝からいまひとつ体調が思わしくなく、どーにも気乗りがしなかったので取り止め。ジュンク堂で少しだけ買い物をしてから、近くの喫茶店にて小っちゃなパソコンで作業。バッテリーが無くなるギリギリまでやろう、としたものの、うっかり喫煙席に座ってしまい、両隣の煙の匂いに気分が悪くなって、あと30分ぐらいの残量で離脱。節電はいいんですが、地下の喫煙席の換気が良くないのは考えものだと思います……もう少し回転させてくれー。

 何はともあれお目当ての作品です。『エヴァンゲリオン』以前、というより『ナディア』よりも前にガイナックスが初めて発表した長篇劇場用アニメーション作品王立宇宙軍 オネアミスの翼』(東宝東和配給)。当時は映画館に行くのがあまり好きではなかったので観た覚えなし……と思っていたら、けっこう記憶を刺激されたのは、何かの機会に漠然と眺めたことはあったのか。映画としてかなり荒削りですが、ディテールを作り込んだ世界観と、無意味でも役割を果たそうとするラストの熱さはいい。フィルムの状態も決していいとは言えないまでも、映画館で観る甲斐はありました。

 ちなみに今日の上映はドリパス企画のものです。池袋テアトルダイヤが今月いっぱいで閉館となるため、そのクロージング枠をひとつ利用したものなんだそうですが……もともとここは近年アニメーションをよくかけているところで、そこのクロージングを利用してわざわざ『オネアミス』をかけなくとも、もー少し毛色の違うものを用意しても良かったのではなかろうか。『オネアミス』をかけるならドリパスの枠に縛らなくてもそれなりに動員は出来たでしょうし、いくらラストでも、もう少し挑戦的なものを選んでも良かったのでは、と思わなくもない。かといってクロージング企画で成立せず、だと切ないものもあるので、匙加減は難しいところですが。