午前十時の映画祭《青の50本》inTOHOシネマズ六本木ヒルズ、本格再開。

 地震の影響により一部地域で開催が見合わされていた午前十時の映画祭、依然として復旧の目処が立たない数館を除いて、先週末より上映が再開しました。2年目のラインナップ上映館のうち、私が通っているTOHOシネマズ六本木ヒルズでも今週より再開しており、きのうまでに作業に一区切りつけて、どーにか朝から劇場へ。このまま毎週の習慣として続けさせてくれると有り難いんですが。

 今週の作品は、マーガレット・ミッチェルの傑作小説をMGMが社運を賭けて映画化し、映画史にその名を刻んだ風と共に去りぬ』(MGM配給)。復帰早々、実に4時間近い大作です。映画好きとなった以上はいちどくぐらなければ行けない作品、と知りつつもさすがに手応えがありすぎるので、このシリーズでかけてくれたのは有り難い。

 観て納得、これは確かに現代では作り得ない大作。さすがに3時間を過ぎたあたりで、こちらの気力が尽きてくることもあって少々だれますが、南北戦争を背景としたドラマの緻密さ、巧みな人物造型にひたすら圧倒されます。古びたところはあれど、それさえも作品の雰囲気と渾然一体となっている。なるほど、確かに映画好きとなったらいちどは観ておくべき作品です。好きになるか否かは別として。

 鑑賞後はいつも通りにうどん屋で昼食を摂ってから帰宅。依然として余震は続いていますし、世間は色々と騒々しいままですが、この映画祭が完全に復活したことで、私はほぼ日常に戻れた気がします――まあ、上映時間が長いお陰で、各種行動がそのまま1時間半ぐらい後ろにずれ込みましたけどね。来週も大作だ。