レンタルDVD鑑賞日記その95。

 クリント・イーストウッド監督を崇拝してます、と言いつつ本格的に追い始めたのが『ブラッド・ワーク』以降なので、そろそろ監督作品、主演作品も少しずつ埋めていこうと、とりあえず初めてアカデミー賞に輝いた作品を鑑賞。

 ……うん、傑作だ。本当にケチのつけようがない。ハードボイルドな語り口、殺人というものを軽々しく扱わない描写の数々、予想を超えた展開の挙句に描かれるラストの決闘の迫力も秀逸。西部劇定番の題材を慎重に扱い、敬意を払いながらも更に昇華させた、極上のドラマでした。どんどん評価を高めているとはいえ、このあとの『スペース・カウボーイ』や『ブラッド・ワーク』あたりにはまだ緩みがあるだけに、いま観るとどうなのか、という危惧を少しだけ抱いていたのですが、全くの杞憂でした。……余裕が出来たら買おう、うん。