レンタルDVD鑑賞日記その92。

 第2シーズンはテレビ放送の録画で鑑賞しきりたかったのですが、第11話だけ録画し損なってしまったので、それを含む巻だけレンタルにてフォロー。

 ビル屋上で磔になった焼死体が発見された。もとFBI捜査官だった被害者は裏仕事に手を染めており、部屋からはブレナン博士の兄・ラスを狙っていたと思しい痕跡が残っていた。事態はどうやら、過去にFBI内部で行われた陰謀に発端があるようだが、そこにブレナン博士の、失踪した父も関わっているらしい……

 ……その録画し損なった回が、よりによってシリーズの要となるエピソードだったという泣くに泣けない成り行き。ああもう。

 ただ、シリーズにとって重要な展開が待ち受けているのは確かながら、法人類学をベースとした謎解きもの、と捉えると全般に物足りない話です。一応、埋葬された屍体の鑑定など、動く場面はあるんですが活躍とは言い難いし、何より最後のどんでん返しが、明らかに違った次元で繰り出されてますから。

 色々あってブレナン博士にはある意味で幸いで、ある意味で辛い方向に話が転がっていきます。さて、このやたら大きく広げてしまった風呂敷は、どうやって閉じるつもりか。

 しかしこのエピソードで注目すべきは、もはや永遠に助手のままなのか、という気さえしてきていたザックがとうとう博士に昇格したことでしょう。そのせいで思わぬ窮地に立たされた挙句に見せる、最後の変身がナイス。まあ、中身は同じないでしょうし、今後も役職名はともかくブレナン博士の助手には違いないので、そんなに変化は起きないと思いますけど。

    • 第12話『最後の勝者』

 刑務所内の火災で、かつてブレナン博士たちがいちど救ってしまった死刑囚が焼死した、という連絡が入った。しかし、現場で鑑定したブレナン博士は、それがあの死刑囚ではないことを発見する。逃走した死刑囚はブレナン博士たちに電話で連絡を取ってきた。3度目のゲームを彼らに仕掛けるために……。

 シーズン1の第7話、そしてシーズン2の第4話で登場した殺人鬼との3度目となる戦いです。前回はブレナン博士と家族の危機でしたが、今回は仲間たちの危機。

 こいつが絡むと常に時間との戦いになりますが、今回がいちばん稚拙――というより、あまりに塀の中で溜めこんだ鬱憤が大きすぎたのか、かなり手口が雑です。追い込まれているとはいえ、あんな見え透いた罠にいちいち引っ掛かってしまう皆さんもどうかと思うぞ。いや、ブース捜査官はしようがなかったとは思うが。

 締め括りについても、ちょっと拍子抜けの感が否めず。これだけブレナン博士たちを悩ませた敵なんですから、あともうちょっとインパクトのある結末を示してくれなかったものか――まあ、結果として、彼らの心に痛手を残したことだけは間違いない。



 で、また次のエピソードからは録画での鑑賞に戻ります――もう今週で地上波での放送は終了、すぐにシーズン3が始まる、ということはなさそうなので、以後はのんびり追っかけていきます。なるべく『Dr.HOUSE Season3』の感想と交互にアップするつもり。