『サマーウォーズ』試写会at九段会館。

 親が訳あって取り始めた新聞のチラシに募集が入っていたので、折角だからと応募してみたら見事に当たりました。毎度の某氏をお呼びして、九段会館にて鑑賞。

 作品は、『時をかける少女』が高い評価を受けた細田守監督最新作、少年が巻き込まれた夏休みの大冒険を描いたサマーウォーズ』(Warner Bros.・配給)

 映像のタッチやユーモアの方向性とかは共通ですが、『時をかける少女』のような切ない余韻を期待するとアテが外れます。こちらは戦いの舞台こそネットワークですが、正統派の冒険ものの雰囲気を受け継いでいる。モチーフはありがち、戦い方の表現も力任せなんですが、主人公たちの所在を長野の山奥、そして“仲間”を大家族にしたことで、違った見せ方をしているのがポイントです。ちゃんと表現や構成にも配慮がしてあって、約2時間たっぷり愉しめ、余韻は清々しい。タイプは違えど、これも優秀な娯楽映画です。夏休み、何かスッキリ爽快感を味わえるものが観たい、というのなら最善の1本だと思います。

 ――しかし、如何せん、九段会館は未だに音響設備があまり良くない。籠もったような音がどーしてももったいなく感じられたので、これも公開後、ちゃんとお金を払って再鑑賞するかも。