夏休みの初日に映画館なんか行くな、という話。

 ……見出しがすべて、という感じです。プリセールを行っていたので、今月はじめにはもうチケットを確保し、慌てて劇場に駆けつけることはあるまいと、開場とほぼ同時ぐらいに着くように調整して、バイクにて西新井の映画館に駆けつけてみれば、まあ凄い人出。『花より男子ファイナル』公開日は女の子から若い女性ぐらいが大挙していましたが、もう今日は単純に子供、或いは親子連ればっかり。私が観る作品以外にも、子供をターゲットにした作品が数本まとめて封切られたこともあるようですが、いずれにしても夏休み初日を舐めてました。……そもそも夏休みなんかまったく関係ない生活が長いせいもあるんですが。普段は入場前に購入するプログラムもあとまわしに、飲物だけ買って入場。

 鑑賞したのは、『天空の城ラピュタ』以来すべて劇場でチェックしているくらいジブリ作品に親しんでいる私としては外すことの出来ない、宮崎駿監督最新作崖の上のポニョ』(東宝・配給)。前評判から、『ゲド戦記』はもとよりここしばらくのジブリ作品よりも良さそうな手応えは感じてましたが、見事な傑作でした。宮崎駿監督がやもすると走りがちだったメッセージ性は抑えめに、シンプルな語り口と勢いのある映像に徹しながらも深さを損なわない作り。これこそアニメ映画、と叫びたくなるような良品でした。小さな子がしばしば喋っていたのが気になりましたが、楽しんでいたようだしある程度は我慢もしていたようなので良し。

 ……むしろもうちょっと上の、中高生ぐらいと思しい集団のマナーが悪いのに閉口しました。映画館の入っているフロアのすぐ外に用意されたソファのある一画で、まあ騒ぐ騒ぐ。劇場の中で騒がないだけまだましですが、たくさん人が通る場所であることぐらい配慮しろと言うに。

 鑑賞後、いつもなら行きつけの蕎麦屋に向かうところですが、実は当初、週間予報では雨の危険ありと言われていたため、先日映画鑑賞抜きで立ち寄っており、週に二度はどうかと思い、先に秋葉原に向かって買い物を済ませることに――したのが間違いの始まり。その中継点で、朝顔市が行われていることをすっきり失念しておりました。移動はぐちゃぐちゃになり、例によって秋葉原で駐輪場を確保することも出来ず、結局自宅近くのファストフードで買って済ませることに。買い物は一眠りしたあと、電車に乗って行ってきました……最近、このパターンが多いな……。