ひどい話。

 人伝に聞いたひどい話。

 今年の春、短大を卒業して、従業員700人くらいの企業に就職した女の子。まず、開催された新歓コンパで厭と言うほど飲まされ、急性アルコール中毒で意識不明まで行ったそうです。

 それ自体は大事に至らなかったそうですが、先日ふたたび開催された飲み会で、体中をべたべた触られた。生真面目な女の子は、どちらも自分が慣れればいいことだ、と我慢するつもりだったのだそうですが、明けて翌日、出勤しようとしたはいいものの、どうしても会社に入ることが出来ず、泣きながら電話をかけて「今日は休む」と訴えたそうです。

 最初のコンパで呼び出された救急隊員は、この娘の親に「これは会社に申告するべきです」と忠告したといいます。で、私がこの話を聞いた関係者も、揃って同意見でした。ひたすら生真面目な女の子は、自分が訴えたら大学の後輩の就職活動に影響するのでは、と懸念したそうですが、大学でさえ「構わない」と女の子を支持しました。

 ちなみに触りまくったのは三十代と五十代だそうです。……絶望のあまり、私もここでネタにすることを決意した次第。会社名を上げないのが唯一の情け。セクハラも言語道断ですが、無理矢理酔い潰すという行為がれっきとした傷害罪だということをいい加減認知したほうがいいと思うぞ。