今週二度目の六本木。

 映画の上映情報サイトなどを調べていたところ、例によって前売り券確保済の作品がぼちぼち終わりそう、しかも観に行くつもりだった六本木ヒルズでは明日から一日あたりの上映回数を減らし、終業後に観ることが出来なくなるので、予定を繰り上げて急遽本日鑑賞に赴きました。晴天でしたが今日も本を読みたかったので電車にて移動……やっぱり1ページあたり10円くらいだ。

 さすがに週末の夜だけあって、電車のなかも映画館もさきの1日と比べると混雑しています――が、手間取るほどではない。座席指定券も楽々確保して、ゆったりと鑑賞。ものはスティーブン・スピルバーグがふたたびトム・ハンクスを迎えて製作したコメディタッチのドラマターミナル』(UIP Japan・配給)。予告でさんざ語られた“約束”の正体にいちばん関心を持っていたんですけど、その点についてはやや拍子抜け。が、シチュエーションを活かしたコメディ・タッチのドラマとしては間違いなく良作です。ケチの付け所もたくさんありましたけど。詳しい感想は後日、この辺に

本日の『3年B組金八先生』

 まさか1話で片づけるとは思っていなかった、伸太郎の給食費滞納問題。序盤はB組生徒たちが自発的に問題に関わっていく姿を描くことで成長を覗かせ、クライマックスではちゃんと金八らしい容喙っぷりで解決に持ち込み、最後にはちゃんと伸太郎の見せ場も残しておく。地味ですが非常に滑らかな展開で、安心感のあるエピソードでした。

 ところでこの金八先生、第一シリーズからずーっと小山内美江子氏が原作・脚本を手がけていたはずが、最近は脚本に清水有生という方の名前が記されていました。いったいどうしたのか、と今更ながら気になって、今日公式サイトを確認してみたら、原作者が準備期間中に患っていた病気療養のために、展開の目処が立った今年あたま放送分からバトンタッチしていたのだとか。

 なるほど、と思うのは今年に入ってから微妙に物語の組み立て方が違っていたこと、何より地味になったとは言い条、第5シリーズや第6シリーズにあった学校以外の描写における不自然さが大幅に拭われ、展開が非常に自然になっていること。昨年まででキャラクターが確立されているが故ではありますが、話の進行に無闇と教師や親を絡めず生徒たち中心にまとめ、肝心なところでのみ金八先生を登場させるといった具合にしているので、生徒たちの成長が自然に見えるようになりました。

 小山内脚本の無理すぎるがスラップスティックな部分がだいぶ削られていることで全体に大人しめの印象を与えていますが、個人的にはいまの雰囲気、非常に好きです。被疑者ですらない少年の追跡に回転灯をつけて街を走り回る警察だとか、どう考えても簡単に捕まりそうな言動ばかり重ねているヤクザが捕まらずにいるとか、それはやりすぎだろうと苛立たせられる点がないのが私にとってはいちばんのポイントかも。

 物語としての今後の興味は、完全に薬物中毒の泥沼に嵌りつつある丸山しゅうをどう救い出していくのか、という点。そろそろ手をつけないと、進路を決める時間すらなくなりそうなんですが……

本日のお買い物

  1. ひな。デ・ジ・キャラット ぴよぴよぴよこちゃん(1)』(CR COMICS/JIVE) [bk1amazon]
  2. 山田貴敏Dr.コトー診療所(16)』(ヤングサンデーコミックス/小学館) [bk1amazon]
  3. 和月伸宏武装錬金(6)』(JUMP COMICS/集英社) [bk1amazon]

 1はひな。氏によるデ・ジ・キャラット漫画……作者の作品が好きだという理由だけで読むにはいささかしんどいんだが……。2は第一部完、とあるので思わずラストから眺めたら、なんだか大変なことになった模様。3は早くもパワーインフレが起きはじめてます。死にすぎ甦りすぎ。余談ですが、この作品の題名をずーっと間違って表記していたことに今頃気づきました。