今回も10月31日の映画鑑賞を済ませてからの訪問です。
快晴ということもあってか、人出はなかなかで、列の比較的長いお店もある。この日入っている第5陣のなかでは、とりあえず食べたい店舗をふたつ選んであったのですが――どっちも、列が長め。
とはいえ、各店舗メニューひとつに絞っているイベントの性質上、提供の速度は比較的速い、はず。ひとまず、2杯目にするには重たくなるつけ麺を先にいただくことにしました。
……ただ、相手が茹で時間を要するつけ麺だからか、思ったより待ち時間は長めでした。まあ仕方ない。
この日の1杯目は、麺の虜の濃厚三重奏つけ麺~旨味の沼~ Trinity Tsukemenです。トッピングとして牛スジ増量が500円で提供されてましたが、お肉をそこまで増量すると重たくなりそうな気がしたので、ノーマルのままです。
麺は極太の平打ち……というか、角切り麺と言った方がいいのか、だいぶ厳つい断面。その上には私の大好きな岩海苔が散らしてあります。具材はつけ汁に細かく散らされた牛スジと青ネギ、それだけ。すんごくシンプル。
まずは麺だけ啜ってみる――ちょっと衝撃のモチモチ感でした。これまでにも何度も“モチモチ”という表現をしたお店はありますが、その中でも最高のモチモチ。適度なコシを持ちつつも、とても心地よい弾力。そして小麦の甘みもかなり感じられる。麺だけでも美味しい。
そしてつけ汁に漬して啜って、更に衝撃。本当に、旨味の塊です。濃度は高いし、味も濃いのですが、クドさよりも多層的な旨味を感じる。モチモチとした麺にもよく絡んで、浸し加減で多彩に味わいが変化する。これ美味い、と感じたあとはもう箸が止まりません。
投入された牛スジは、正直なところだいぶ固め。ただ、この歯応えが、麺のモチモチ感のいいアクセントになっている。適度に煮込まれ、つけ汁の旨味を纏ったスジを噛んでいると、たっぷり味わっている気分になります。また、麺がやったら食べやすいせいで、下手をするとあっという間に平らげてしまいそうになりますが、この歯応えで間を作ってくれている印象。とてもいい。
しかしそれでも、食べやすすぎて物足りなささえ感じます。麺の上に乗った岩海苔の磯の風味と香ばしさもより味わいを和らげていて、本当に箸が止まりません。
そんなことを言っていても、そのうちなくなります。名残を惜しむように、店舗ブースに戻り、常備してあるポットから割りスープを注いで、つけ汁をいただく。たぶん鰹出汁で取ったシンブルナ割りスープですが、つけ汁の旨味をさほど薄めた印象なく、飲みやすくしてくれた最適な仕立てだと思います。こちらも美味しい美味しい言って啜っているうちに飲み大和伝手仕舞いました。
物足りない、と感じるのは、量が足りない、というより、それくらい美味しいことの証明です。実際、2杯目もここに並んでしまおうか、と思ったくらい。現時点では、今年のラー1GPでいちばん私好みの1杯でした。
ラー1グランプリ2026での出店は2026年10月30日から11月1日まで……べた褒めしておいて何ですが、これをアップしている時点でもう間に合いません。
しかもどうやらこのイベントで初提供のメニューらしく、調べた範囲では実店舗では提供されてません。他のイベントで再度提供されるか、実店舗でもメニューに追加されることを願ってください。ていうか私自身がもういちど食べたいので一緒に祈ります。





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