氷上の《恐怖の報酬》みたいな。

 なんか最近、いまいち時間割がしっくりいかないケースが増えてます。今週も、どうにも観たい作品、出かけたい時間帯、そしてその組み合わせに気の進み具合を左右されて、なかなか「これ!」というものを決めかねていた。
 しかし一昨日、だいぶ迷ったあげくに、「ここならいいかな~」というところに辿り着いたので、さっそくチケットを確保し、朝からお出かけ。
 陽気がいいので移動はバイク。出かけるついでに、昨晩採取した血液と使用済みの針をクリニックに置いてきました。注射用の針は医療廃棄物なので、自宅では捨てられないのです。
 行き先はTOHOシネマズ錦糸町 オリナス。ここは公共の交通網を使っても移動しやすいのですが、地下にあるバイク用駐車場かリーズナブルでいいのです。日比谷あたりと比べると空いている率も高いようだし。
 鑑賞したのは、すっかりアクション親父なリーアム・ニーソン最新作、鉱山事故の被害者救出のために必要な30トンを超える機材を運ぶため、溶けかかった氷の道を走る危険な任務に挑むアイス・ロードGAGA配給)
 良くも悪くも、あとに残らない娯楽映画。基本は“溶けかかる氷の道を、30トンを超える資材を乗せて走る”という一点が見所で、そこに陰謀を絡めてアクション映画としての山場を作っている。そこに、リーアム・ニーソン演じる主人公と、PTSDに悩まされる弟の関係性がドラマを添えますが、あまり重量感はない。せっかくタイトルにまでしてるんだから、もっと氷の道のスリルを全篇に盛り込めばいいのに、という気がしましたが、内容的に重たすぎず、久しぶりに気軽に楽しめた作品でした。観終わって、ぜんぜん肩が凝らない感じ。
 それにしてもこの作品、やけに観客の年齢層が高めでした。リーアム・ニーソンのファン層がそうなのか、錦糸町で午前中から映画を観る層がこのくらいなのか。

 鑑賞後は駅の方まで徒歩で移動して、久々に双麺にて昼食。もう一般的な昼休みは過ぎてる頃合いでしたが、ほぼ満席に近い客の入り。どこかで紹介されてたのか、それともひとの流れが戻ってきた証なのか。
 ……そういや地道に貯めてたポイントカードにスタンプ捺してもらうの忘れてた。

コメント

  1. […] 原題:“The Ice Road” / 監督&脚本:ジョナサン・ヘンズリー / 製作:アル・コーレイ、ユージン・マッソ、リー・ネルソン、シヴァニ・ラワット、バート・ローゼンブラット、デヴィッド・ティッシュ /  […]

タイトルとURLをコピーしました