第85回アカデミー賞受賞作一覧

　昨年は途中で中継が観られなくなる、という悲劇に見舞われましたが、今年は無事にぜんぶリアルタイムで更新出来ましたというわけで一覧。

• 作品部門
  • 『愛、アムール』(LONGRIDE配給)
  • ☆『アルゴ』(Warner Bros.配給)
  • 『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』(PHANTOM FILM配給)
  • 『ジャンゴ 繋がれざる者』(Sony Pictures Entertainment配給)
  • 『レ・ミゼラブル』(東宝東和配給)
  • 『ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日』(20世紀フォックス配給)
  • 『リンカーン』(20世紀フォックス配給)
  • 『世界にひとつのプレイブック』(GAGA配給)
  • 『ゼロ・ダーク・サーティ』(GAGA配給)
• 監督部門
  • ミヒャエル・ハネケ『愛、アムール』
  • ベン・ザイトリン『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』
  • ☆アン・リー『ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日』
  • スティーヴン・スピルバーグ『リンカーン』
  • デヴィッド・Ｏ・ラッセル『世界にひとつのプレイブック』
• オリジナル脚本部門
  • 『愛、アムール』
  • ☆『ジャンゴ 繋がれざる者』
  • 『フライト』(Paramount Japan配給)
  • 『ムーンライズ・キングダム』(PHANTOM FILM配給)
  • 『ゼロ・ダーク・サーティ』
• 脚色部門
  • ☆『アルゴ』
  • 『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』
  • 『ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日』
  • 『リンカーン』
  • 『世界にひとつのプレイブック』
• 主演男優賞
  • ブラッドリー・クーパー『世界にひとつのプレイブック』
  • ☆ダニエル・デイ＝ルイス『リンカーン』
  • ヒュー・ジャックマン『レ・ミゼラブル』
  • ホアキン・フェニックス『ザ・マスター』(PHANTOM FILM配給)
  • デンゼル・ワシントン『フライト』
• 主演女優賞
  • ジェシカ・チャスティン『ゼロ・ダーク・サーティ』
  • ☆ジェニファー・ローレンス『世界にひとつのプレイブック』
  • エマニュエル・リヴァ『愛、アムール』
  • クヴェンザネ・ウォリス『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』
  • ナオミ・ワッツ『インポッシブル』(Presidio配給)
• 助演男優賞
  • アラン・アーキン『アルゴ』
  • ロバート・デ・ニーロ『世界にひとつのプレイブック』
  • フィリップ・シーモア・ホフマン『ザ・マスター』
  • トミー・リー・ジョーンズ『リンカーン』
  • ☆クリストフ・ヴァルツ『ジャンゴ 繋がれざる者』
• 助演女優賞
  • エイミー・アダムス『ザ・マスター』
  • サリー・フィールド『リンカーン』
  • ☆アン・ハサウェイ『レ・ミゼラブル』
  • ヘレン・ハント『The Sessions』
  • ジャッキー・ウィーヴァー『世界にひとつのプレイブック』
• 外国語映画部門
  • ☆『愛、アムール』
  • 『Kon-Tiki』
  • 『No』
  • 『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(ALBATROS FILM配給)
  • 『魔女と呼ばれた少女』(彩プロ配給)
• 長篇アニメーション部門
  • ☆『メリダとおそろしの森』(Walt Disney Studios Japan配給)
  • 『フランケンウィニー』(Walt Disney Studios Japan配給)
  • 『パラノーマン ブライス・ホローの謎』(東宝東和配給)
  • 『The Pirates! Band of Misfits』
  • 『シュガー・ラッシュ』(Walt Disney Studios Japan配給)
• 短篇アニメーション部門
  • 『Adam and Dog』
  • 『Fresh Guacamole』
  • 『Head over Heels』
  • 『Maggie Simpson un “The Longest Daycare”』
  • ☆『紙ひこうき』
• 長篇ドキュメンタリー部門
  • 『壊された５つのカメラ』(浦安ドキュメンタリーオフィス配給)
  • 『The Gatekeepers』
  • 『How to Survive a Plague』
  • 『The Invisible War』
  • ☆『シュガーマン 奇跡に愛された男』(角川映画配給)
• 短篇ドキュメンタリー部門
  • ☆『Inocente』
  • 『Kings Point』
  • 『Mondays at Racine』
  • 『Open Heart』
  • 『Redemption』
• 短篇作品賞
  • 『Ashad』
  • 『Buzkashi Boys』
  • ☆『リッチーとの一日』
  • 『Death of a Shadow (Dood vaneen Schaduw)』
  • 『Henry』
• 撮影部門
  • 『アンナ・カレーニナ』(GAGA配給)
  • 『ジャンゴ 繋がれざる者』
  • ☆『ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日』
  • 『リンカーン』
  • 『００７／スカイフォール』(Sony Pictures Entertainment配給)
• 美術部門
  • 『アンナ・カレーニナ』
  • 『ホビット 思いがけない冒険』(Warner Bros.配給)
  • 『レ・ミゼラブル』
  • 『ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日』
  • ☆『リンカーン』
• 編集部門
  • ☆『アルゴ』
  • 『ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日』
  • 『リンカーン』
  • 『世界にひとつのプレイブック』
  • 『ゼロ・ダーク・サーティ』
• メイクアップ部門
  • 『ヒッチコック』(20世紀フォックス配給)
  • 『ホビット 思いがけない冒険』
  • ☆『レ・ミゼラブル』
• 衣裳部門
  • ☆『アンナ・カレーニナ』
  • 『レ・ミゼラブル』
  • 『リンカーン』
  • 『白雪姫と鏡の女王』(GAGA配給)
  • 『スノーホワイト』(東宝東和配給)
• 音楽部門
  • 『アンナ・カレーニナ』
  • 『アルゴ』
  • ☆『ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日』
  • 『リンカーン』
  • 『００７／スカイフォール』
• 主題歌部門
  • “Before My Time”『Chasing Ice』
  • “Everybody Needs a Best Friend”『テッド』(東宝東和配給)
  • “Pi’s Lullaby”『ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日』
  • ☆“Skyfall”『００７／スカイフォール』
  • “Suddenly”『レ・ミゼラブル』
• 音響編集部門
  • 『アルゴ』
  • 『ジャンゴ 繋がれざる者』
  • 『ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日』
  • ☆『００７／スカイフォール』
  • ☆『ゼロ・ダーク・サーティ』
• 音響効果部門
  • 『アルゴ』
  • ☆『レ・ミゼラブル』
  • 『ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日』
  • 『リンカーン』
  • 『００７／スカイフォール』
• 視覚効果部門
  • 『ホビット 思いがけない冒険』
  • ☆『ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日』
  • 『アベンジャーズ』(Walt Disney Studios Japan配給)
  • 『プロメテウス』(20世紀フォックス配給)
  • 『スノーホワイト』

　個人的に今年は『ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日』を大いに贔屓していた私ですが、最多部門なれど作品賞は獲れず。ただ、監督賞に再び輝いたのは納得ですし、音楽・撮影・視覚効果と獲るべきところを押さえているので私としては満足。

　未だにベン・アフレックには別の作品で獲って欲しかった、と思っているのですが、しかしそれでも作品賞は喜ばしい――もしかしたら、監督賞候補に挙がっていたとしたら、逆に獲れなかったのでは、という印象もあり、つくづく水物だなー、と思います。

　非常に読みづらい回でしたが、それだけ今年は粒が揃っていた、という証拠でしょう。さて、観逃している候補作を早く回収しないと。