『チャーリーとチョコレート工場』原作:ロアルド・ダール/監督:ティム・バートン/主演:ジョニー・デップ/配給:Warner Bros.

 たとえ連休だろうと週末は週末。当初今日は渋谷にて封切りのミニシアター系作品を観ようかと考えていたのですが、諸事情からそれは先送り、雨も降っているしいっそ今日は止めておくかとまで考えたのですが、結局家を出て電車にて移動。目的地は、今年二十六回目のVIRGIN TOHO CINEMAS 六本木ヒルズ……って多いな。今年観た映画のうち四分の一以上ここだってことやん!

 まーそれはさておき、本日鑑賞したのは、ちまたで話題のティム・バートン監督×ジョニー・デップ主演×ダニー・エルフマン音楽による最新作、ロアルド・ダールの著名な児童小説をいかにもバートン監督らしい遊び心いっぱいに映像化したチャーリーとチョコレート工場』(Warner Bros.・配給)。既にミステリ系サイトやその周辺で幾つも好意的なレビューがアップされているので今更の感はありますが、改めてバートン監督らしい傑作でした、と申し上げておきたい。詳しい感想は、「家を本気で傾けるの好きなんですね監督。」からどうぞ。普通の家を建てるよりよっぽど大変だろうに。しかも二作続けて奥さん*1住まわせてるし。

 ちなみにこの劇場では映画の内容に合わせ、上映館にチョコレートの薫りを漂わせておく、という細工をしております。それを知っていたからこそ敢えて六本木まで足を運んだのですが、確かにこういう工夫があるのとないのとでは映画へののめり込み方が違う。贅沢を言えば、もうちょっと濃密な薫りでも良かった気はしますが、この際は努力そのものを認めましょう。チケット購入時にちゃんとアレルギーの方に配慮した注意書きを手渡しているのも(当然といや当然のことですが)良し。

 ちょうど昼食の時間なので、ヒルズ近くでよく立ち寄る蕎麦屋へ……と思ったら、また閉まっている。最近私が来るたんびに閉まっているのだが、もしかして長期休業中なのか? 仕方なく、ちょうど乗り換え地点でもある有楽町まで出て、こちらでの行きつけの店にて食事を摂ってから帰宅。雨模様だし昨日の体調不良から来る疲れも充分に抜けていないので、お買い物はなし。

 これで今年九十八本目、大台まであとふたつ。

*1:ヘレナ・ボナム=カーターのこと。ティム・バートンは夫人である彼女に特殊メイクまでさせて自作に出演させ、彼女の家族に厭がられているとか何とか。但し今回は容姿については普通でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました