『マウント・ナビ』

マウント・ナビ [DVD]

監督、脚本、編集&Bカメ撮影:千葉誠治 / プロデューサー:山口幸彦、斎藤正明、千葉誠治 / アソシエイト・プロデューサー:行弘拓路 / 撮影:芹沢亮 / 照明:東憲和 / キャラクターデザイン、造形&特殊メイク:行武朋 / スタイリスト:原田幸枝 / UFO CG:岡村吉洋 / 効果音&サウンドデザイン:粕谷浩之 / 出演:片山亨、秋山タアナ、友松栄、金子彩奈、國重直也、木田友和、野口大輔、小野村麻郁、荒川真 / 制作プロダクション:ノースシーケーワイ / 配給&映像ソフト発売元:KING RECORDS

2014年日本作品 / 上映時間:1時間12分

2014年7月5日日本公開

2014年11月8日映像ソフト日本盤発売 [DVD Video:amazonBlu-ray Discamazon]

DVD Videoにて初見(2019/07/16)


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祈りのあとの、晴れ間。

 なにせ今日は、発売直後くらいにチケットを押さえてしまっていたのです。2016年は公開前から注目していたのに、その想像を上回る出足の良さで鑑賞するのが遅くなってしまったため、早く観ておきたかった。金曜日は午後から用事があるため普通は無理ですが、今回は全国の多くの劇場で9時開映となっており、うまくスケジュールを組めば何とかなる。アニメを観るなら基本はここ、と決めているTOHOシネマズ上野にて、さっさと確保してしまったのです。ですから、昨日の出来事で気分がふさいでいるから、と言ってやめるのも惜しい。なによりせっかくの作品を愉しまない方が、失礼にも思えるし。

 そのまんま午後の用足しに向かうため、多めの荷物を背負ってお出かけ……通勤時間と思いっきりぶつかっているので、電車から抜け出すのに往生しました。

 鑑賞したのはお察しの通り、『君の名は。』の記録的大ヒットから3年を経て発表された待望の新海誠監督最新作、長雨続きの東京で家出少年が出会った、祈れば日が射す力を持った少女との冒険を描いた天気の子』(東宝配給)

 ……どこから語ったらいいやら。しかし、『君の名は。』という名誉でもありそれ故に巨大すぎるプレッシャーから決して目を背けていない、ということは間違いなく評価されていい、と思う。怖れずに『君の名は。』を意識して、現実世界をベースにロマンと冒険、ところどころ際どいネタを入れたボーイ・ミーツ・ガールとして仕上げ、なおかつ『君の名は。』とは異なる、それでいてカタルシスのある結末を盛り込んだ。監督が語るとおり賛否両論に分かれかねない結末ですが、ある意味で現実に対峙した大人の意志と、ジュヴナイルらしいロマンの共存した、いい結論だと思う。相変わらず驚異的な絵のクオリティと、前作よりも控えめに、でも相変わらずツボを押さえたRADWIMPSの音楽の使い方もあって、間違いなく満足度は高い。話題を席巻したあとの作品としては理想解だと思う。個人的には、『君の名は。』のように、設定に関わる矛盾がないぶん、より高く評価します。

 ……と、内容的には大満足だったんですが、エピローグ部分である人物が口走ったひと言が、あまりにもタイムリーに響きすぎてたいへん複雑な気分になってます。たまたま時期が合ってしまっただけですし、ぜんぜん状況は違うのですが……。

 劇場を出てみると、外は久々の晴れ間。この場合はもう少し雨が降っていても良かった気はしますが、これはこれで趣はある……などと思いつつも、やっぱり複雑な気分で、近場で食事をしたあとで用事に赴いたのでした。

午前十時の映画祭in日本橋、再開。

 TOHOシネマズ日本橋が1月末に突如として3階部分の営業を停止してからはや半年、先週からようやくスクリーン1・5の上映が再開、残る2・3・4も順次再開というアナウンスが出た。それに伴い、ずっと上映中止となっていた午前十時の映画祭10も、先週末から正式に再開されました。気持ち的にはすぐにでも駆けつけたかったのですが、まだ作業にまごついていたうえに、定形のスケジュールとしていたプログラム切替直後の火曜日は池袋に行く予定になっていた。そんなわけで、再開から1週間、ようやくTOHOシネマズ日本橋に行ってきました。

 陽気次第では頑張って自転車を漕ぐつもりでしたが、空模様は非常に怪しい。雨こそ降っていませんが、いつ降り出してもおかしくないくらいの湿度に思えたので、普通の傘をぶら下げて電車にて移動です。

 訪問自体は3ヶ月ぶりくらいですが、さすがに見た目はなにも変わってない。しかし、この1週間で更に事態は進展していたようで、スクリーン2と3も既に稼働しているようでした。やー良かった良かった……っていうか、TOHOシネマズはもうちょっと設計段階で繊細になるべきだと思う。オープン後のトラブル多いぞ。

 何はともあれ、TOHOシネマズ日本橋での上映再開第1弾となった午前十時の映画祭10-FINAL今コマの作品は、テレビ番組のキャラクターを映画化、義兄弟の2人組が生まれ育った孤児院を救うために大騒動を繰り広げるブルース・ブラザース』(CIC初公開時配給)。午前十時の映画祭とは別の企画にてリヴァイヴァル上映された際に鑑賞しているので、実は2度目。

 なにせストーリーなんてあってなきがごとしなので全容はほとんど覚えてませんでしたが、ただただ楽しい。やってることも起きてることも無茶苦茶なんですが、とことん痛快。突然繰り出される歌の尋常でないクオリティ(そりゃあJBレイ・チャールズアレサ・フランクリンだもの)、警察とのカーチェイスのあまりにもあり得ない展開。観終わったあとで何故か「音楽っていいなあ」と言いたくなってしまう、ただただ楽しい作品。

 非常にいい気分だったのですが、劇場から出る前に、とトイレで用を済ませてたら、携帯電話にとんでもないニュースが入ってそれどころではなくなってしまった。本当は映画鑑賞後、近くで済ませるつもりだった用事もあったのに、すっかり吹っ飛ばして家路に就いたのでした……。

『さらば愛しきアウトロー』

TOHOシネマズシャンテの入っているビル外壁にあしらわれたキーヴィジュアル。

原題:“The Old Man & The Gun” / 原作:デヴィッド・グラン / 監督&脚本:デヴィッド・ロウリー / 製作:トビー・ハルブルックス、ビル・ホルダーマン、ジェームズ・M・ジョンストン、アンソニー・マストロマウロ、ドーン・オストロフ、ロバート・レッドフォード、ジェレミー・ステックラー、ジェームズ・D・スターン / 製作総指揮:ジュリー・ゴールドスタイン、パトリック・ニューオール、マーク・シュミットハイニー、ルーカス・スミス、カール・シュペリ / 撮影監督:ジョー・アンダーソン / プロダクション・デザイナー:スコット・クジオ / 編集:リサ・ゼノ・チャージン / 衣装:アネル・ブロデュール / 音楽:ダニエル・ハート / 出演:ロバート・レッドフォードケイシー・アフレックシシー・スペイセクダニー・グローヴァートム・ウェイツ、チカ・サンプター、アリ・エリザベス・ジョンソン、ティーガン・ジョンソン、ジーン・ジョーンズ、ジョン・デヴィッド・ワシントン / 配給:LONGRIDE

2018年アメリカ作品 / 上映時間:1時間33分 / 日本語字幕:齋藤敦子

2019年7月12日日本公開

公式サイト : https://longride.jp/saraba/

TOHOシネマズシャンテにて初見(2019/7/13)


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レンタルDVD鑑賞日記その627。

マウント・ナビ [DVD]

マウント・ナビ [DVD]

 2014年に公開された日本産のフェイク・ドキュメンタリー・ホラー『マウント・ナビ』を鑑賞。心霊ホラーを撮影するため山中に入った撮影隊がUFOを目撃、着陸したと思しき場所を目指すうちに、惨劇に見舞われていく。

 公開当時、新耳袋トークライブにて田野辺キャップが積極的に宣伝していて、観なきゃ、と思っていたもののタイミングを逃してしまい、今回レンタルでよーやく鑑賞した次第。

 日本で、こういう趣向の映画を低予算で撮影しようとした意欲は買います。低予算でもきちんと特殊メイクや立体を作って、得意なヴィジュアルを描こうとした心意気もいい。ただ、事態の変遷、或いは登場人物の心理をもうちょっと丁寧に掘り下げるべきだったと思う。そのどちらも納得しづらい故に、登場人物たちの反応がただただ過剰だったり不自然に見える。お陰で終盤が、無駄に大騒ぎしてるだけに見えるのがだいぶもったいない。

 アイディアや趣向は認めたいけど、それだけで突き進んでいるのが間違いだった気がします。監督自ら脚本も執筆したようですが、脚本にSFの造詣があるひとを加えた方がよかったのではなかろうか。

今年の夏は涼しいのか?

 きのう、ディーラーの駐車場で店員さんから操作の方法を教えてもらっているとき、肌寒さにいやな予感はしてたのです。案の定、夜も更けてから急にしんどくなってきた。困ったことにそこから寝付けず、早めに横になってもなかなか眠れない。ようやく意識が遠のいたのは、朝6時頃でした。

 8時過ぎに起きたものの、当然眠気は取れない。午後になれば仮眠が取れるので、午前中は半ばあきらめ、レンタルしたDVDを意識朦朧としたまま観て潰しました……あまりにも集中できんので、半分くらいでいったん断念しましたが。

 今日はきょうで、暑くはないけど妙に蒸す。風邪気味になったくらいだというのに、いまは空調を回してます。暑すぎても困りますが、もうちょっとはっきりしてくれんだろうか。

車が変わりました。

 実に10年振りに、我が家の車が新しくなりました。

 もともと私の父は外回りがメインの仕事ゆえ車は必須だったのですが、晩年は事業を畳み、年に数回のゴルフ以外で遠出することも珍しくなったため、車の走行距離はあまり伸びなくなった。かつてはローンを組み替えて乗り換えることも頻繁でしたが、利用頻度が落ちたので、結果10年乗り続けていたというわけ。

 父にとって最後の車でもあり、母にも愛着があったので、父の死後も名義を変えて使い続けていたのですが、春頃の定期点検でバッテリーがだいぶへたっていることが判明した。ここだけ交換するとなるとなかなかの出費ですし、10年経つと様々なダメージが蓄積しているため、まだまだ出費が嵩む可能性もある。だったらここらを潮に変えてしまおう、というのが母の結論でした。

 手続は5月26日に完了していました――この日、ブログに“2件のイベント”と記したうちの1件は、このことだったりします。それからひと月半、諸々の手続を済ませて、本日納車の運びとなりました。

 天気は生憎の雨。しかし大安ということもあってか、ディーラーに着いてみたら、まさかの駐車場で渋滞になっていた。前にいたのは4台くらいですが、奥の修理工場に向かうものとか、渋滞に懲りたのか横から出ていく車とか、それぞれが妙に手間取って、店内に入るまでに思いがけず時間を食う羽目に。

 それから店内にて最後の書類の確認や署名を済ませ、小一時間ほどあとによーやく納車。いままでは普通自動車でしたが、今回は軽自動車です。父がいた頃はときどき長距離に用いていましたし、荷物をたくさん積むときもあったために軽という選択肢はなかったのですが、家族がだいぶ減ったいまはその必要もない。運転する母の使い勝手も考えれば、軽で充分なのです。

 ……などと言いつつ、実のところ私も、この半年ほど足腰のしんどい状態が続いて、自分で運転する必要性を感じてきたため、近いうちに免許を取る予定だったりする。なので、今日も帰りに立ち寄ったホームセンターの駐車場で手持ちのiPhoneを繋いでみたり、帰宅後に私もマニュアルに目を通したりしてたのでした。