レンタルDVD鑑賞日記その618。

ほんとにあった!呪いのビデオ 81 [DVD]

ほんとにあった!呪いのビデオ 81 [DVD]

 今年4月リリースの最新作、『ほんとにあった!呪いのビデオ81』を鑑賞。友人の暮らすマンションのエレベーターでの奇妙な出来事を記録した“覗く女”、デート中に何故かよそ見をしている彼が感じていたものの正体“気づいて”、相次いで送られてきた同傾向の動画について調べていくうちに奇妙な事実が浮かび上がってくる連作など10篇を収録。

 またしても演出が川居尚美&福田陽平からKANEDAという人物にバトンタッチ。初めて見る名前ですが、ADも総入れ替えになっていたようで、ドキュメンタリー部分の作りが前巻からだいぶ趣を違えてます。

 しかし、最古参のシリーズに相応しく、やっぱり内容はかなりディープです。一見、安易な作り物とも思える複数の投稿映像が次第にリンクしていく不気味さは、このシリーズの伝統をうまく受け継いでます……ただ、演出が入れ替わったときにありがちな傾向ではありますが、はじめのほうは妙なわざとらしさが残るのは致し方ないところか。

 だいぶこなれていたスタッフがほとんど離脱したことで、全般に不慣れさと、いまいち馴染まない印象を醸してますが、その辺を考慮すれば、1本目としてはまあ上々だと思います。これからの“進化”にひとまずは期待したい。

よたび、タラへ。

 プログラム切替直後の火曜日は午前十時の映画祭10を観に行く日……ですが今日はギリギリまで迷ってました。雨風だけ、とは言い条、今年いちばんの大雨と予想されてるなかで出て行くのは少々キツい。しかもまだまだ脚の状態は復調しておらず、風が吹くとかなり辛い。

 でも結局出かけたのでした。何せ今コマの作品は尺が長く、前日に寝不足にでもなってしまうと途中で潰れかねない。……まあ、今朝も変に早い時間に目が覚めてしまい、コンディションがいいとは言えなかったのですが、気持ちはある程度出来てるし、来週もういちど気合いを入れ直すのも億劫なので。

 向かったのは、今回もTOHOシネマズ錦糸町 オリナス……日本橋は未だ一部のみ営業中で、午前十時の映画祭10の上映は見送ったまんまです。錦糸町も嫌いじゃないけど、いちばん多くこの映画祭の作品を観てきたのは日本橋なので、出来れば最後は日本橋で締めたい……。

 ともあれ本日鑑賞した今コマの作品は、映画の歴史を変えたと言っても過言ではない金字塔、南北戦争前後、時代の変化に晒されながらも奔放に力強く生きるスカーレットの姿を描いた一大ロマン風と共に去りぬ』(MGM初公開時配給)。これで4度目の鑑賞、もちろんぜんぶ午前十時の映画祭。

 さすがにもう内容も重々承知で観てますから、お腹の調子が悪かったこともあって一部中座してます……けど何度観ても凄い作品であることに変わりはない。CGなんてもものが影も形も存在しない時代に作りあげた説得力豊かなヴィジュアルもさりながら、今となっては相当に配慮のいる南部の価値観の表現を堂々としてしまっている点ももはや貴重。スカーレットの何ものにも囚われない考え方と、挫折にも屈せず力強く立ち上がる姿が凜々しい……んですが、観れば観るほどに、一見か弱いように描かれているメラニーの尋常でない芯の強さに慄然とします。捉えようによっては、ぜんぶ解って言ってるのよこのひと。いっそ怖いくらいだ。

 最近、昼時越しで長い映画を鑑賞すると、観終わってからヘロヘロになることが多いので、中座したついでに売店で軽食も買ったのですが、当然それでは足りない。とはいえ食べて帰ると遅くなってしまうので、家に帰ってからカップ麺でお腹を満たしました。心配していた大雨は、映画を観ているあいだに一段落したようで、それほど濡れずに済んだのは幸い。

『コンフィデンスマンJP ロマンス編』

TOHOシネマズ上野、スクリーン3入口脇に掲示されたチラシ。

監督:田中亮 / 脚本:古沢良太 / 製作:石原隆、市川南 / 企画&プロデュース:成河広明 / 撮影:板倉陽子 / 照明:緑川雅範 / 美術デザイン:別所晃吉、あべ木陽次 / 美術プロデューサー:三竹寬典、古川重人 / 装飾:近藤美緒 / 編集:河村信二 / 衣裳:朝羽美佳 / VFXプロデューサー:赤羽智史、高玉亮 / 録音:高須賀健吾 / 音楽:fox capture plan / 出演:長澤まさみ東出昌大小日向文世小手伸也織田梨沙、瀨川英次、Michael Keida、竹内結子三浦春馬山口紗弥加前田敦子佐津川愛美岡田義徳桜井ユキ小池徹平佐藤隆太吉瀬美智子石黒賢小栗旬生瀬勝久 / 制作プロダクション:FILM / 配給:東宝

2019年日本作品 / 上映時間:1時56間分

2019年5月17日日本公開

公式サイト : https://confidenceman-movie.com/

TOHOシネマズ上野にて初見(2019/5/18)


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『殺人の追憶』

殺人の追憶 [Blu-ray]

英題:“Memories of Murder” / 監督:ポン・ジュノ / 脚本:ポン・ジュノ、シム・ソンボ / プロデューサー:チャ・スンジェ、ノ・ジョンユン / 撮影:キム・ヒョング / 照明:イ・ガンサン / 編集:キム・ソンミン / 助監督:ハン・ソングン / 音楽:岩代太郎 / 出演:ソン・ガンホキム・サンギョン、キム・レハ、ソン・ジェホ、ピョン・ヒボン、パク・ノシク、パク・ヘイル、チョン・ミソン、リュ・テホ / 制作:サイダス / 初公開時配給:cinequanon / 映像ソフト発売元:KADOKAWA

2003年韓国作品 / 上映時間:2時間10分 / 日本語字幕:根本理恵

2004年3月27日日本公開

2014年6月27日映像ソフト日本最新盤発売 [DVD Video:amazonBlu-ray Discamazon]

公式サイト : http://www.amuse-s-e.co.jp/murder/

DVD Videoにて初見(2019/5/17)


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連ドラを観ずに劇場版を観る。

 身体の不具合についてはほぼ説明はついたっぽい、とは言い条、まだ当分は動かしづらい状態が続くのは間違いない。とはいえ映画は観に行きたい。遠出はどうにも億劫だし、今夜の『ブラタモリ』は久々にリアルタイムで観たい――と条件を色々つけたら、選択肢がほとんどありませんでした。

 ということで朝から向かうは、TOHOシネマズ上野です。もーちょっと状態が改善したなら徒歩のみで行くところですが、今日のところはまだ自転車で。これだって今の状態ではキツいのに変わりはないんですが、スピードは出るし、適度に身体に負荷もかけられるし。

 鑑賞したのは、2018年の春ドラマとして放送された作品の劇場版、天才的詐欺師・だー子が香港を舞台に大勝負を仕掛けるコンフィデンスマンJP ロマンス編』(東宝配給)。見出しのとおり、私ゃこれのドラマ版は観てません。しかし、予告篇の長澤まさみがあんまり活き活きとしていて面白そうでしたし、ドラマが1話完結スタイルで作っていたようなので、たぶんいきなり観ても大丈夫だろう、と踏んで選んだ次第。

 期待通り、純粋に面白かった。ぶっちゃけ、私にはかなり早い段階で色々と察しがついたのですが、それでも事態が二転三転して目が離せない。冷静に考えると仕掛けとして明らかに過剰で不自然なんですが、そういう違和感をブッ飛ばすくらいにクライマックスが気持ちいい。コンゲームとしての趣向を張り巡らせる一方、コメディとしてのサーヴィスも充実している。知識なしで観ても察しがつくくらい、ドラマのファン向けの仕掛けが多いので、やっぱりドラマを先に観ておいたほうがより楽しめるんでしょうけれど、単品でも問題はない。何より、ほんとに長澤まさみが活き活きしてました。

 鑑賞後は近場で昼食を摂ってから帰宅。ちょっと前は、この比較的短いルートの帰り道でもへとへとになってましたが、今日はわりあいと楽になっていた。調子は上向いている……と信じたい。

レンタルDVD鑑賞日記その617。

殺人の追憶 [DVD]

殺人の追憶 [DVD]

 先月中旬に届いたのに、きっかけを掴めずなかなか観られずにいたレンタルDVDを、何度か区切りつつよーやく鑑賞。『海にかかる霧』のポン・ジュノ監督が2003年に発表した『殺人の追憶』です。社会が大きく変化しつつある当時、農村で発生した連続殺人が、刑事達を狂わせていく。

 発表当時非常に評判が良かったので気になっていたのに観逃してしまった1本ですが……劇場で観ておきたかった。陰惨な話なのにヴィジュアルは美しく、計算された語り口故に物語としての牽引力も高い。当時の警察の軽率な振る舞いに苛立たされることもしばしばですが、次第に彼らが本気になっても掴むことが出来ない犯人像に、観ているこちらも焦燥に駆られる。

 結末は非情に苦いものですが、終始詩情を湛えた映像と語り口故に、余韻は不思議と美しい。納得の名作でした……っていうか、これまでポン・ジュノ監督作品は『母なる証明』『海にかかる霧』と3本観てますが、ぜんぶ当たりだな。

昨日の更新は、iOS用アプリからしていました。

 いつもなら写真は適度な大きさに修正したあと、プロバイダのサーバにアップして、そこにリンクする形でPCで記事を作り載せています。が、ふと思い立って、iOS用アプリがあるならそこからはてなブログのサーバに写真をアップし記事も書いてみることにしたのです。

 カテゴリを付ける方法が咄嗟に解らず、あとからPCで修正する羽目になりましたが、その後アプリをチェックしてカテゴリの設定方法も発見。これならiPhoneしかなくても充分に更新は出来そう。パソコンはないけど通信は出来る、という環境であれば、非常時でも生存証明は出来そうです……そんな事態、想像したかないですが。